国語言葉の意味

【慣用句】「何時となく」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「何時となく」について解説する。
端的に言えば「何時となく」の意味は「いつということもなく、いつの間にか」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「何時となく」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「何時となく」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 61367081

それでは早速「何時となく」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「何時となく」の意味は?

「何時となく」には、次のような意味があります。

1 いつのまにか。いつとはなく。

2 いつという期限もなく。いつまでも。

出典:コトバンク

「何時となく」は気がつかないうちに時間が経過する様子を表し、述語にかかる修飾語として用いられます

「何時となく」の語源は?

次に「何時となく」の語源を確認しておきたいところですが、語源は定かではないため「時」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「時」は太陽を表す「日」とうつる意味の音を示す「寺」とを合わせた字。太陽が移動することから、過ぎていくもの、つまり「とき」を表します。

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