国語言葉の意味

【慣用句】「何が何でも」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「何が何でも」について解説する。
端的に言えば「何が何でも」の意味は「どんなことがあっても、絶対に」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「何が何でも」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「何が何でも」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 56892212

それでは早速「何が何でも」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「何が何でも」の意味は?

「何が何でも」には、次のような意味があります。

どんなことがあっても、絶対に。一つの意志を必ず貫こうとする決意を表わす。

出典:コトバンク

「何が何でも」は慣用句で、あらゆる困難を排除して目的を完遂しようとする様子を表しますどんな事態になっても目的を完遂しようとする主体の強い意志を暗示しますよ。主体の意志が客観的な情勢に左右されないというニュアンスなので、しばしば主体の強情さや強引さの暗示をもつことがあります

「何が何でも」の語源は?

次に「何が何でも」の語源を確認しておきましょう。「何が何でも」は「何があっても何としてでも」を縮めた言葉。そのため、どんなことがあっても強い意志で立ち向かおうとする姿勢を意味する言葉として使われるようになりました。

\次のページで「「何が何でも」の使い方・例文」を解説!/

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