国語言葉の意味

【慣用句】「黄色い声」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「黄色い声」について解説する。
端的に言えば「黄色い声」の意味は「かん高い声、女性や子どもの声」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「黄色い声」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「黄色い声」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 15023993

それでは早速「黄色い声」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「黄色い声」の意味は?

「黄色い声」には、次のような意味があります。

女性や子供などのかん高い声。

出典:コトバンク

「黄色い声」は女性や子どもの声が高くて刺激的な様子を表します。ただし「黄色い声」には声援や応援など歓喜の呼びかけとしての暗示があり、悲鳴などの形容としては用いません

「黄色い声」の語源は?

次に「黄色い声」の語源を確認しておきましょう。中国のお坊さんがお経を読む際に音の高低を色で表したことが由来だと言われています。もともと色は五色あり、江戸時代まで声色によってその色は使い分けられました。高音は「黄色」で低温は「赤色」だったそうです。また、色彩と音のイメージを結び付けることを共感覚と言います。経典はある一定のリズムで唱えられていますが、そこに音の高低で変化を加えていたそうですよ。なお「黄色い」は色彩を表す形容詞の一つ。しかしこの場合は色彩がきいろい様子を表すのではなく、鋭くて高いという「声」の性質を表しています。

\次のページで「「黄色い声」の使い方・例文」を解説!/

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