国語言葉の意味

「恰好良い」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

「voguish」

「voguish」は「最新の流行と一致して、華麗で粋な」という意味です。「When my father was young, he was voguish」で「父は若い頃とても格好良かった」、「I practiced guitar desperately to be thought of as voguish」で「格好良いと思われたいがために必死でギターを練習した」と訳すことができますよ。

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完全である様子を表す語に「立派」がある。例えば「彼女は難事業をりっぱにやり遂げた」は好ましい事柄を完全に行うという意味、「十八にもなればもうりっぱな大人だよ」はある線に完全に到達しているという意味、「変にお思いでしょうが、これにはりっぱな理由があるんです」は客観的にみて正当だという意味だ。「見事」にも完全にやり遂げる意味がるが、「見事」は逆説的にあまり好ましくない事柄について用いられ、見る者の驚き・納得などの感想を伴うのに対して、「立派」はやや客観的で特定の感情は暗示されていない。覚えておくといいぞ。

「恰好良い」を使いこなそう

この記事では「恰好良い」の意味・使い方・類語などを説明しました。「恰好良い」は人や物の外見や行動が現代的で感嘆すべき様子を表す形容詞主に若い人から見ての美的共感を表し、どの年齢の人にも通ずる絶対的な価値基準はないと解説しましたね。また「恰好良い」は用いられる場面場面によって、「なうい」「素晴らしい」「見事」「あか抜けた」などさまざまの意味を表しますが、それぞれを細かく説明することなく、ただ漠然と肯定の感嘆を表すというのが現代語の用法になっています。したがって、さまざまの語に置き換えられますが、「恰好良い」はこれらの客観的意味の他に、感嘆・羨望・尊敬のニュアンスを併せ持っており、対象への心理的な傾斜を表現する語になっていますよ。暗示されている心理の違いを正しく理解しましょう。

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