ドラゴン桜式勉強法特集

【漫画で学ぶ】ドラゴン桜式「みんチャレ」活用法!習慣化を身につけるならテクノロジーを味方につけろ!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。勉強を習慣化することの大切さを理解してはいるものの、どうやって習慣づけたらいいか分からない。勉強を生活に取り込むリズムがつかめないといった悩みを抱えてはいないだろうか。あるいは、ついつい誘惑に負けてしまう自分の性格にモヤモヤしている者もいるだろう。

ドラゴン桜2では、そんな悩みを解決するために「ドラゴン桜式・みんチャレ活用法」を提案している。

今回はドラゴン桜2の10巻より、なんと15ページを無料で公開。テクノロジーを活用して勉強習慣を身につける方法を、自称資格マニアのNagiの考察付きで解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Nagi

映像翻訳スクール出身。総合旅行業取扱管理者、鎌倉検定1級、TOEIC910点など、多くの資格試験・検定試験に合格している資格マニアでもある。

まずは「ドラゴン桜式・みんチャレ活用法」をチェック!

まずは漫画を読んでいきましょう。勉強を習慣づけろと言われても、それが簡単にできれば苦労しませんよね。なかなか変えられるものではないからこそ「習慣」なのだといった声が聞こえてきそうです。

はたして、習慣を身につけるということは本当に難しいのでしょうか?それでは、さっそく漫画をご覧ください。

受験勉強における最新スタイル「みんチャレ」とは?

桜木先生は勉強を習慣化させる手段として、まず「みんチャレ」というアプリをスマホにダウンロードするように言いました。

「みんチャレ」は漫画でも説明されているように、いわゆる「三日坊主を防止するためのアプリ」習慣化を促して目標達成に導いてくれるユニークなシステムです。勉強用に特化したものではないので、ランニング・早起き・ダイエットなど、さまざまな目標設定が可能。習慣化したい人たちが、それぞれテーマを決めてチームを組んでいます。

各チーム内の参加人数は5名。自分に合ったチームがなければ、新しく作ることもできます。このアプリを実際に使っているという人もいるのではないでしょうか。

筆者は、ドラゴン桜2の漫画で「みんチャレ」のことを知り、現在「早起き習慣化」というチームに参加しています。目覚ましを何個もかけるより効果あり。長年、早起きができずに悩んでいたため、この効果はちょっとした衝撃でした。

勉強の習慣化に「みんチャレ」が最適な理由はこれだ!

ここからは「みんチャレ」が勉強の習慣化を促すのに最適と言われる理由を、具体的に解説していきましょう。

その1 勉強の進捗を可視化できる

このアプリでは、目標に向けて行動をしていることをチームの仲間に示すために、毎日画像を共有します。例えば「早起き」の場合は起床時間が分かる画面のスクショ。「ダイエット」だったら日々の体重計の写真。「勉強」の場合は勉強していることを示す具体的な成果を報告します。

チームに送信した画像は、マイデータのカレンダー機能に自動保存されます。画像は日付順に一覧で並べられるので、進捗と成果が一目瞭然。自分がどんな勉強をどれだけしたか、見直すことができるようになっているのです。

その2 同じ目的・環境を持つ人とつながれる

悩みを共有したり励まし合える人が周りにいると頑張れるというのは、誰しも経験がありますよね。同じ属性や環境の人と共に行動することでダイエットなどが習慣化しやすくなることは、科学的にも実証済。仲間がいるという心の支えが、自分では押せない背中を押してくれるのです。

チームが合わなければ、いつでも退出可能。逆に、報告しない日が続くと強制退出を受けることもあります。「早起き習慣」のチームに参加している筆者も、時間通りに起きれなかった日はバツが悪い思いをしました。

まさに「みんなでチャレンジ」。習慣を作るための仕組みがガッチリできていることが分かりますね。ついつい自分を甘やかしてしまうという人も、仲間の目があることで自分に厳しくならざるをえないのです

その3 SNS特有の楽しさがスパイスされている

チームの仲間とのやりとりはチャット。送信する写真に対して仲間からOKがもらえると、コインを獲得することができます。ためたコインはチャット内で使えるスタンプに交換が可能。コインを使った寄付プロジェクトにも参加できます。チーム全員の達成度に合わせてボーナスポイントやバッチも贈られてくるため、みんなで宝物を貯めていくような感覚が味わえるのです。

このように、SNSの特性を上手く生かした「みんチャレ」があれば、ハードな受験勉強も遊び心を持って続けることができます。まさに、勉強の習慣化を無理なく促してくれる最適なアプリと言えるでしょう。

自己改革しなくても習慣は作れる

これは勉強に限ったことではありませんが、習慣を変えるためには、まず性格や考え方を変えなくてはいけないと思いがちです。「習慣」というのは、意識することなく身についている行動パターン。当然、その境地に至るためには、自分自身の内面、いわゆるメンタルの力が必要になります

ところが漫画の中で桜木先生は「思考を変えて三日坊主を克服することは絶対にできない」と断言しました。この言葉に驚いた人も多いのではないでしょうか。自分を変えたい成長したいと常に願い、自己改革しようとする人は少なくないはず。筆者も、かつて手当たり次第に自己啓発本を読みあさっていたタイプです。

しかし、現在、私たちはテクノロジーに囲まれた生活をしており、便利な仕組みに頼ることができます。勉強の習慣化を促すのに最適なアプリとして「みんチャレ」が紹介されていることからも分かりますよね。無理して自分を変えようとする必要はないのです。

自称資格オタクの感想

自分は変われないと悩んでばかりいた筆者も、テクノロジーを味方にして早起きを続けています。世の中にどんな仕組みがあって、何が自分に合っているか試行錯誤して見つけていく。これこそが、理想の自分に近づける、デジタル時代における自己改革の方法なのだと実感しています。

インターネットもアプリもなかったアナログな時代を知っている筆者からすると、受験生の皆さんは恵まれた環境にいると言えるでしょう。アプリを受験勉強に利用する日がくるなんて想像すらしていませんでした。

その反面、インターネット上の匿名での書き込み、SNS上でのいじめといった、かつては存在していなかった問題も多く生まれています。役に立つ一方で、大きな害にもなりえるテクノロジー。そこから派生する弊害に巻き込まれないように生き抜く知恵も、今の私たちには求められているのです。

身近なテクノロジーを最大限に生かそう

今回の記事では「ドラゴン桜式・みんチャレ活用法」について解説しました。

身近なテクノロジーを活用できない人というのは、世の中の仕組みに目を向けていないと同じ。何か解決したいことがあっても、解決策を自分の中でしか探せないのであれば失敗は目に見えています。モノの仕組みをきちんと知り、テクノロジーを最大限に生かす。そうすれば自分を取り巻く世界は限りなく広がっていくでしょう。

努力と根性だけで勉強習慣は身につきません。まずは利用できるモノはないか、自分の周りを見回してみてくださいね。

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