ドラゴン桜式勉強法特集

【漫画でわかる】東大合格秘訣の第一条は「己を知る」こと!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では、ドラゴン桜2に出てきた東大合格秘訣の第一条「己を知る」ことについて、マンガ付きで解説していくぞ。

東大に合格するには「己を積極的に知ること」がカギとなってくる。では、「己を知る」ためにどのようなことをすれば良いのだろうか。

ドラゴン桜2では、このような悩みを抱えている受験生に向けて東大合格秘訣の第一条は「己を知る」ことを提案しているぞ。ドラゴン桜2の2巻より、なんと11ページを無料で公開。現役塾講師kufukufuの考察付きで解説していく。では、さっそく漫画を読んでいこう。

まずはドラゴン桜式「東大合格秘訣の第一条」をチェック

この記事でご紹介する「東大合格秘訣の第一条」は、ドラゴン桜2の2巻に登場する一コマです。東大を受験する生徒のために特別授業がスタート。桜木先生が授業でセンター試験を活用する場面から始まりますよ。このセンター試験の活用が物語のカギを握っています。では、さっそく漫画を読み進めていきましょう。

東大合格秘訣の第一条は「己を知る」こと

さて、漫画を一通り読むことができたでしょうか。「東大合格秘訣の第一条」は「センター試験を解き己の今の学力を知ること」と桜木先生は力説していましたね。

では、なぜセンター試験を解くのでしょうか。そもそもセンター試験とはどのようなテストなのでしょうか。そして、己を知ることはなぜ重要なのでしょうか。

では、この「なぜ」について「センター試験を解く」・「センター試験は自分の学力を知る最適な教材」・「己を知り自己分析する」の3つに分けて詳しく解説していきましょう。

「己を知る」ために注目すべきポイントは3つ

「己を知る」ためには注目すべきポイントは3つ。「センター試験を解く」・「センター試験は自分の学力を知る最適な教材」「己を知り自己分析する」です。ここからは筆者の考えも交えながら1つずつ説明していきましょう!

その1 センター試験を解くべし

さて、筆者が高校2年生だった時に遡ります。センター試験が終わって間もない英語の授業日。「今日はテストをします」と先生から突然センター試験の問題が配られました。もちろん教室は大ブーイング。筆者は解くことができるわけがないという諦めを感じつつ仕方なく問題を解いていきました。

このように、筆者が通っていた学校では高校2年生でセンター試験の問題を解く授業が広く行われていました。あなたの学校はどうでしょうか。大学進学に力を入れている学校であれば高校2年生までにすべての過程を履修し、2年生からセンター試験の問題を活用している学校も多いでしょう。

早い時期にセンター試験を解き、今のあなたの学力レベルを知ること。これこそ「受験勉強のスタート」つまり、「己を知ること」です。センター試験問題を解き、今のあなたに足りないものを知ることができれば、重点的に苦手分野を学習できますよね。

受験生になったばかりだからセンター試験の問題を解くことはまだ必要ない。このように思わずぜひ一度センター試験を解いてみましょう。何事も始めが肝心です。受験生として良いスタートを切ってくださいね。

その2 センター試験は自分の学力を知る最適な教材

漫画の中で「センター試験は自分の学力を知る最適な教材」と桜木先生が述べていますね。では、なぜセンター試験が優れた教材なのでしょうか。

センター試験は「教科書や学校の授業内容に沿って作成されていることがポイント」。つまり、「基本的な問題で構成されている」=「今あなたの学力を測ることができる最適な試験問題」となっています。

言い換えれば、センター試験は日ごろの授業をきちんと聞きしっかりと理解していれば十分解くことができる試験問題ですね。

また、基礎学力を試す指標としての信頼度の高さもポイント。全国の大学教授が作成した大量の試験問題の中から厳選された選ばれし試験問題です。これもセンター試験が良問であると言われる由縁でしょう。

センター試験は今のあなたの学力レベルを知ることができる素晴らしい教材であることが理解できましたね。こんな素敵な教材を活用しないことほどもったいないことはありません。センター試験を大いに活用し、己を知り受験勉強に励みましょう。

その3 己を自己分析する

「センター試験を活用し今のあなたの学力レベルを知る」=「己を知る」ことが出来たら次のステップに進みましょう。それは「己を分析すること」です。あなたのセンター試験の結果を考察してみましょう。どの教科が良くできていますか。どの教科が足を引っ張っているのでしょうか。

筆者が受験生だった頃、英語と国語が得意でした。しかし、よくよく分析してみると国語の中でも古文が、英語の中でもリスニングが足を引っ張っていました。

このように各教科の中から「己の強みと弱み」を見つけ出しましょう。己の弱点を知り結果を分析。その後、対策を立て計画的に勉強を進める。これこそが合格するために必要な学習スタイルでしょう。

「結果を分析して数値化し戦略を立て目標に突き進むこと」は東大だけに限らずすべての受験生に必要なことです。己をしっかりと受け止めて合格というゴールに尽き進んで下さいね。

自分の力を知ろうとしないものに東大合格はない!

「その1 センター試験を解くべし」で紹介した筆者の体験談には続きがあります。高校2年生の英語の授業でセンター試験を解いた日。この日は誰もセンター試験対策はしていない状態でした。

しかし、この全くテスト対策をしていない時こそが己の真の実力を測る絶好のチャンスです。何も対策をしていない時こそ、己の弱点がはっきりと明確に示されます。

筆者は対策をせずに試験を受けることを恐れ、己を知ることを恐れていました。このように、今の学力を知ることは勇気が入りますよね。

しかし、「自分の力を知ろうとしないヤツに東大合格はない」という桜木先生のセリフを思い出して下さい。己の実力を積極的に知り受験勉強に励むことができる人が合格を手にすることができると語っていますよ。桜木先生の言葉を信じてみて下さいね。

現役塾講師の筆者の感想

筆者は受験生の時、塾で弱点を指摘されもやもやしたした経験があります。この時筆者は己の弱点をまだ弱点だと認めることができていなかったのです。このように、己を認めたくない気持ちが勝ってしまうこともあるでしょう。

弱点を知ることは恥ではありません。むしろ、苦手な分野を理解していることはとても幸運なことです。今からきちんと対策を立てることができる環境にいるということですね。己をどんどん知り、もっともっとあなたの伸びしろを見つけ出しましょう。

己を知りつくしているものが合格を手にする

東大に合格するための秘訣第一条は「己を知る」ことについて理解は深まったでしょうか。人生の中で自分自身と向き合う時間が多い期間はなかなかないかもしれませんね。受験生でいることこそがあなた自身を知る良いきっかけとなっているでしょう。東大受験合格のためにまずは己を知りましょう。そして、あなただけのプランを立てて前に進んで行ってくださいね。

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