ドラゴン桜式勉強法

【漫画でわかる】プレゼンやスピーチ、小論文や面接でも使えるSDS法とPREP法を完全解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では、ドラゴン桜2に出てきた「SDS法とPREP法」について、マンガ付きで解説していくぞ。

人前で話す機会というのは意外と多いものだ。しかし「話がまとまらず、話すことに自信がない」、そんな悩みを感じたことはないだろうか?あるいは、いつも分かりやすく話す人に憧れたり、どうすれば簡潔に話ができるのかと模索したこともあるかもしれないな。

今回は「わかりやすい!」と言ってもらえる話し方のコツを紹介するぞ。ドラゴン桜2に登場する「SDS法とPREP法」をマスターすれば、小論文や面接といった受験を勝ち抜く力になるだけではなく、社会人になっても活きるスキルが身につくぞ。まずは漫画から見ていこう。その上で、SDS法とPREP法について元予備校校舎長のみゆなと解説していくぞ!

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

まずは「ドラゴン桜式・SDS法とPREP法」をチェック!

まずはこの漫画を読んでみてください。勉強した内容の要約とアウトプットに挑戦する早瀬さんに、水野先生が「分かりやすい話の構築方法」について解説するシーンです。

伝わる話し方「SDS」と「PREP」をマスターしよう!

ダラダラと長くわかりにくい話というのは、全体の流れが整っていないことに原因があります。逆に言うと、話の流れを順序立てて構築してから話せば、見違えるほど簡潔に分かりやすくなるのです。

伝わりやすい話の組み立て方として、「SDS法とPREP法」が紹介されていましたね。この2つはシンプルで使いやすい「話の組み立て方」として広く知られているものです。漫画では受験生にアドバイスされていましたが、実は日常から社会人まで使える万能選手!SDS法やPREP法が伝わりやすい理由や使い分けポイント、活用できる場面まで見ていきましょう。

SDS法とPREP法はなぜ分かりやすいのか?理由と使い分けポイント

漫画で紹介されていたSDS法とPREP法は、具体例も含めてとても分かりやすいですよね。でもどうしてこんなにも分かりやすいのでしょうか。また使い分けるポイントはどのような点にあるのでしょう。詳しく解説していきます。

その1.なぜSDS法とPREP法は分かりやすいのか

SDS法とPREP法がなぜ分かりやすいのか、それは「構成のシンプルさと要点の繰り返し」にあります。

話された内容は、話すそばからどんどん消えて行ってしまいますよね。ここが、分からなくなっても戻れば確認できる「書かれた文章」との違いです。話した内容を前に戻って確認できない「話す」コミュニケーションでは、「構成のシンプルさ=理解しやすさ」になります。

またSDS法もPREP法も、結論・要点を話の最初と最後で繰り返していることに注目してください。大事なことは何度も伝えることで印象に残りやすくなります。最初だけではなく最後にもう一度要点を言ってもらえることで、聞き手も「そうだった!ポイントはそれだった!」と納得度が高まります。

話の流れはシンプルに、大事なことは何度も言う!これがSDS法とPREP法が分かりやすい理由です。

その2.SDS法とPREP法を使い分けるポイント

SDS法とPREP法はどちらも「要点」で話の中身を挟んでいる点は同じですが、PREP法には「R:REASON(理由)/E:EXAMPLE(具体例)」という要素があることがSDS法との違いですね。それぞれの特長を生かし、場面に応じて最適な構成を選べるようになりましょう。

SDS法が向いているのは「結論を速く伝えたい」シーン

SDSは「S(概要)→D(詳細)→S(結論)」と3段階で構成されています。話の流れに含まれる要素が少ないため、スピーディーに最後の結論に到達することができる点が特長です。

上司に業務の進捗を報告する、展示会で顧客に商品説明をするといった「速く結論を伝えたい」場面で活用できます。端的に内容をまとめる必要があるニュースなどでも、SDS法がよく用いられていることからもわかりますね。

PREP法が向いているのは「ストーリーを伝えたい」シーン

PREPは「P(結論・要点)→R(理由・根拠)→E(具体例)→P(結論・要点)」という4段階の構成です。要点や結論を補強する理由や具体例が入っている分、話をじっくりと述べることができるのでストーリーを伝えたいシーンで活用できます。

たとえば画期的な商品を顧客に提案したい場合などは、開発に至った経緯や国内外の事例なども交えることで説得力が増すでしょう。あるいは開発者の熱意も伝えたいですよね。このように話す内容に物語性を持たせたい場合は、SDSではシンプルすぎるためPREPを選ぶと良いですよ。

その3.なぜ「結論を冒頭」に置くのか

SDS法もPREP法も「結論・要点」という最も言いたいことが話の初めに置かれている点が特徴でした。実はこの「結論・要点」の位置にも意味があります

人の集中力が続くのは大人でもせいぜい15分、さらに話を集中して聞けるのは初めの30秒までだと知っていますか。つまり最も集中力が高まっているのは最初の時点で、その先集中力は下がる一方だということです。聞き手が最も集中して聞いている時=話の冒頭に一番いいたいことを持ってくることで、聞き手は話の概要や要点を素早く理解でき、続きを聞く準備もできます。だから続く話が一層伝わるというわけですね。

一番言いたいことは一番初めに!これが「わかりやすい話」の鉄則です。

SDS法とPREP法はこんな場面でも役立つ!

SDS法やPREP法が伝わりやすい理由は納得いただけたでしょうか。ここからはさらに具体的に、SDS法やPREP法を活用できる場面をご紹介します。受験生だけではなく大学生や社会人でも、SDS法とPREP法を使うことで自分も話しやすくなりますし、相手にも分かりやすい話ができるようになりますよ。

その1.筆記試験以外の「小論文」や「面接」

受験生がSDS法やPREP法を活かせる場面は、ズバリ!大学受験の「小論文」と「面接」です。大学入試改革の影響もあり、小論文や面接が課される入試機会は増えつつあります。しかし学力試験と異なり正解がない分、どのように対策すれば良いか困ることもありますよね。そんな時に、SDS法やPREP法を使ってみてください。

面接で高校生活で頑張ったことを聞かれたら、SDS法でシンプルに表現してみましょう。余分なことを語らず要点だけが伝わるので、面接官に自信ありげな印象を与えることもできます。小論文はPREP法で書くとまとめやすいですよ。800字なら1要素200字ずつ書けば、簡単にまとまった文章が書きあがります。

また大学生になってからも、レポートを書く際などにも使えますね。

その2.社会に出てからの「プレゼン」や「会議」

社会人がSDS法やPREP法を活かせる場面は、プレゼンやスピーチ、会議の発言などです。忙しい社会人は、短い時間で端的に要点を伝えられる人が重宝されます。またダラダラ話すよりも「まず結論を!」と言われるのも社会人です。ぜひSDS法やPREP法を使いこなしてください。

プレゼンを準備する際も、PREP法で作ろう!と決めて取り掛かると、グンと作りやすくなるはずです。「PREP」という枠組みに沿って考えることで話が脇道に逸れることも防いでくれます。会議で発言する際も、あらかじめ「SDS」という構成に合わせて考えをまとめておきましょう。要点を押さえつつ素早く思考が整理できる上、参加者にも分かりやすい発言になること間違いなしです。

SDS法とPREP法は「伝える」場面すべてで使える万能スキル!

SDS法やPREP法は「伝える」ことが必要な場面全てで活用できる、とても汎用性の高い話の組み立て方です。シンプルさゆえに分かりやすく、繰り返しゆえに説得力が高まるのでしたね。

実際、私も予備校指導の現場で何度も使ってきました。受験生の面接や小論文を指導する際に、この型に沿って考えてごらんとSDS法やPREP法を伝えたこともあります(そしてみんな合格していきました)。あるいは保護者の方を集めて入試情報を伝える「保護者会」の場面でも、プレゼンを構成する際に活用しました。また転職の面接といった場でも、SDSやPREPを使って話すと面接全体が簡潔になり雰囲気が締まります。人事担当者に好印象を与えられた結果、転職を成功させることもできました。

人は分かりやすい話を好みます。最もシンプルで使いやすいSDS法とPREP法は、どんなコミュニケーションの場でも使える万能スキルです。

SDS法とPREP法で人生を拓いていこう!

周囲から信頼を得ている人というのは、総じて分かりやすく説得力のある話し方をしていませんか?「分かりやすい話」ができるということは、情報がきちんと整理できており論理的な考え方ができる人だという印象を与えるからです。そして信頼はより大きな仕事や新しい仕事につながり、さらなる成果やスキルアップへと広がっていきますよね。

「話し方を変える」、たったこれだけのことで先の可能性が大きく開けるのです。SDS法やPREP法をマスターしない手はありませんよ。さあ、今日の勉強や会議からさっそく取り入れてみましょう!

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