
その4「面倒」
「面倒(めんどう)」は「手数がかかって不快なこと」「煩雑でわずらわしいこと」を意味する言葉です。「厄介」同様「世話すること、世話になること」も意味します。手間がかかったり、解決が容易でなかったりして煩わしいことを表す言葉です。「面倒な手続き」などと用います。
その5「手数」
「手数(てすう)」は「てまひまのかかること、めんどうなこと」を意味する言葉です。「他人のために尽力すること」も意味します。それをするのに要する動作・作業などの数や、他人のためにことさらにかける手間を表すのですね。「手数のかかる料理」「お手数でもよろしく」などと用います。
「煩瑣」の対義語は?
「煩瑣」の対義語を見ていきましょう。
その1「簡易」
「簡易(かんい)」は「簡単で手軽なこと」を意味する言葉です。手順・手続が簡単で、たやすく行えることを表します。細々として煩わしいことを表す「煩瑣」とは反対の意味を持つ言葉ですね。「簡易な包装」などと用います。
その2「簡単」
「簡単(かんたん)」は「物事が大ざっぱで単純なこと」「時間や手数がかからないこと」を意味する言葉です。こみいっていないこと、取扱いがたやすく手数がかからないことを表します。「簡短」と書くこともあるのですよ。「簡単な説明」「簡単に問題が解けた」などと用います。
その1「annoying」
「annoying」は「うるさい、迷惑な、じれったい」といった意味を持つ単語です。現代語的に言うと「ウザい」といった意味の言葉なのですよ。細かくて煩わしいことを意味する「煩瑣」を英訳するのに、この単語を用いることもできます。
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