
「在席」
「在席」とは「ざいせき」と読み、「職場の自分の席についていること」の意。勤務中・その人が自分の席にいることを指す言葉ですよ。一時的に籍を離れる「席を外す」とは対となるので対義語としてふさわしいでしょう。同じ読み方で「在籍」という言葉もありますが、「在籍」は団体や組織に籍を置いている・その団体に属する者として登録している、という意味の言葉なので全く異なる言葉ですよ。
「not available」
「not available」は直訳すると「使用不可」ですが、「席を外す」という意味もありますよ。「今は対応できない・話すことができない」といった時に使える便利なフレーズです。ただし日本語のように「ちょっといないだけ」のような細かなニュアンスではないので、「折り返します」や「伝言を受けます」などの言葉も合わせて付けたほうがいいでしょう。
簡単な例文を挙げるので参考にしてください。
「He is not available right now.Do you want to leave him a message?」
(彼は今席を外しておりますので、よろしければ伝言を承りましょうか?)
「She is not available right now.Do you want her to call back? 」
(彼女は席を外してますので、折り返しの連絡をさせます。)
「席を外す」を使いこなそう
この記事では「席を外す」の意味・使い方・類語などを説明しました。簡単に復習しましょう。「席を外す」とは、「自分の定位置を一時的に離れること」を表す言葉でしたね。他の言い方だと「離席」と表現できます。
社外の人に「会議中」や「お休み」とはあまり言わないほうがいいのは知っていますか?例えば問題が起きている最中に、先方からしたら「こんな時に休むのか」と思うかもしれないし、社内会議なんてしている暇があったら早く回答してくれ、と思うかもしれません。「会議中・休み」はあくまでこちら都合なので、そんな時は「ただ今外出しております」というのが無難でしょう。今はメールやチャットでのやり取りが主流になりつつありますが、相手を思いやる対応力を身につけるとさまざまなシーンで役に立ちますよ。