
「目が合う」の使い方・例文
「目が合う」の使い方を、例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.男性と女性、お互いに目が合って好意を持ち、恋愛感情に発展する可能性は意外と多い。
2.よく目が合う異性の心理や行動のパターンを、興味本位で、占い師による占いで気持ちを知ろうと相談した。
3.男女が目が合い、アイコンタクトした瞬間、自分に関心があると思われて態度が一変。勘違いされたようだ。
4.仕事の時に目が合わないよう、コーヒーをたくさん飲んだ。
それでは、それぞれの例文について、解説していきます。
例文1と例文2、そして例文3は、いずれも「目と目が合う」という意味。男女関係、恋愛関係などで、よく用いられるパターンです。
そして、例文4が、目が合うのもう1つの「眠い」という意味で用いられている文章表現。この例文からは一見、目と目が合うという意味に考えがちですが、眠いという意味も、あまり現在では使われないものの、覚えておきましょう。

「目が合う」について、まずは意味と読み方、語源、使い方と例文を見てきた。目が合うの意味は、目と目が合うという以外に、上下の瞼(まぶた)が合うことで「眠い」という意味もある。どちらかというと、これが語源であり、言葉の由来だ。「痛い目に合う」は、目が合うという言葉と似ているものの、違う意味なので、使い分けに注意しよう。
「目が合う」の類義語は?違いは?

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次に、「目が合う」の類義語(類語)を見ていきましょう。
類義語として、例えば、「見つめ合う」「視線が合う」「視線がぶつかる」「視線を交わす」「視線が絡む」「見合う」などがあります。
その1「視線が合う」
「視線が合う」は、2者間において視線と焦点が合うという意味です。視線とは、主な意味として、目の向きや目で向いている方向。対義語は「視線をそらす」です。
目が合う、との違いは、視線のほうが、目の向きがはっきり表現されていること。
同じ「視線」を使う言葉として、視線がぶつかる、視線を交わす、視線が絡むなどがあり、これらは目が合うの類義語。その他、視線を浴びる、視線を注ぐなどがあります。
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