
その2「浮気する」
「浮気」には「一つのことに集中できず、心変わりすること」などという意味に並んで「配偶者・婚約者などがありながら、別の人と情を通じ、関係をもつこと。」という意味があります。そうした行為をすることが「浮気する」です。特定の異性意外と「不貞を働く」という意味においては「不倫する」と同じですが、「浮気する」の場合は、夫婦ではなく、恋人同士であったり、肉体関係まではないものの、恋愛感情をもって食事などに出かけたりすることを指して、使われます。
ホテルから出てくる姿をおさえたが「キスをしただけなら浮気だろ」と言い訳する夫に憤り、彼女はその場で離婚を決意した。
「不貞を働く」の対義語は?

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「配偶者や恋人がいながら性的純潔を守らないこと」という意味を持つ「不貞を働く」問う言葉。その対義語として挙げられるのは「貞操を守る」です。
「貞操を守る」
「貞操」とは「夫婦・恋人同士が相互に性的純潔を守ること」という意味があります。「貞操を守る」は「不貞を働く」とは対照的に「特定の人物以外との性的関係を持たない」ということです。語弊を恐れずに言えば、至極当然のことで、そうでないことの方が異常なのです。
夫婦であれば、貞操を守ることが当然だと教わって生きてきた。

これまで「不貞を働く」の類義語や対義語について解説をしてきたぞ。「浮気」と「不倫」は境界線が難しい言葉だ。具体的にどういう行為を「不貞行為」として、浮気や不倫を主張するのかも、かなりの個人差がある。だからこそ、こうした問題は他人が首を突っ込むことではなく、家族間だけの問題だと言われるんだな。
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