国語言葉の意味

「不貞を働く」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

爽やかな司会ぶりで人気のお笑い芸人が美人女優の妻に隠れて不貞を働いていたニュースは、日本中に衝撃を与えた。

「不貞を働く」とは「配偶者や恋人がいながら性的純潔を守らないこと。また、そのさま。」という意味ですので、例文では「人気のお笑い芸人」が不倫をしていたということです。社会的な地位があればあるほど、不貞行為発覚後は「不貞行為などしないことが前提の人物」として、その行為を世間全体からなじられるという憂き目に遭います。確かに、悪い事であることは言うまでもありませんし、社会的地位に関わらず、こうした行為をすることは褒められたことではありません。

ただし、今のご時勢においては「不貞を働く」ということへの社会的制裁の度合いが、過去の歴史に比べて、強くなっていることは確かです。会社員などでも、数年前であれば厳重注意で済ませていたところが、解雇に至る例も出てきています。

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ここまで「不貞を働く」の意味や使い方について解説を進めてきたぞ。婚姻関係を結んだパートナーがいるにもかかわらず、他の相手と肉体関係を持ってはいけないのだ。男性だけに限った話ではなく女性も同じだ。お互いの信頼を裏切らないためにも「不貞を働く」ようなことはあってはならない。昔は「墓場まで持って行ってくれるなら」と目を瞑る夫婦関係もあったかもしれないが、今は当人以上に周囲の人間がそうはさせてくれない。そういう時代になったということだな。

「不貞を働く」の類義語は?違いは?

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「配偶者や恋人がいながら性的純潔を守らないこと。また、そのさま。」という意味の「不貞を働く」という言葉。類義語として挙げられるのは「不倫する」「浮気する」などです。「不倫する」については、「配偶者以外のものと肉体関係を持つこと」を指して使われる言葉。「浮気する」「配偶者や婚姻者がいるにもかかわらず、他の人と情を通じ、関係を持つこと」となります。それぞれの言葉は、境界線があいまいです。使い方としては「浮気する」の中でも、特に「配偶者がいる人がそれ以外の人と肉体関係を持った場合」については「不倫する」と表現すべきということになります。

その1「不倫する」

「不倫」は「道徳にはずれること。特に、配偶者以外と肉体関係をもつこと。また、そのさま。」のことで、そうした行為をするという意味の言葉が「不倫する」です。こうした行為は民法によって不法行為されているので、発覚した場合には相手から離婚を突き付けられ、弁護士を通じて慰謝料を請求されるなどします。また、自らが不倫をされる立場になっている場合、怪しいと思っても証拠がなければ裁判で思ったような結果が得られない場合もあるので、例えば探偵などに依頼して、相手の身辺調査をしてもらうなどして、周到に準備をしなくてはいけない場合もありますね。

もちろん、不倫をしていたとしても相手を許し、婚姻関係を継続する場合もあります

妊娠中の不倫が発覚したが、妻は夫が深く反省をしていると判断し、婚姻関係を継続した。

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