

端的に言えば不貞を働くの意味は「配偶者や恋人がいるのにもかかわらず、性的純潔を守らないこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
放送局の制作現場で10年の経験を積んだsinpeito88を呼んだ。一緒に「不貞を働く」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/sinpeito88
放送局の現場で10年間、ニュース原稿などを日々執筆。より正確な情報を届けられるよう言葉の探求を続けている。
「不貞を働く」の意味は?
「不貞を働く」は「不貞」という行為を「働く」ということです。「働く」には「労働する」という意味などと並んで「悪事をする」という意味があります。よって「不貞を働く」は「不貞という悪事をする」ということです。そのため、ここでは「不貞」の意味を紹介します。
配偶者や恋人がいながら性的純潔を守らないこと。また、そのさま。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「不貞」
「不貞を働く」とは「配偶者や恋人がいながら性的純潔を守らないという悪事をする」という意味になります。世界は広いので、一概には言えませんが、少なくとも日本国内において、配偶者や恋人がいるにもかかわらず、そのほかの異性と性的関係を結ぶことは良くないことです。相手から証拠を突き付けられて、裁判の末に離婚となることもあります。
近年、不貞行為をした有名人などは、かなりの社会的制裁を受けるケースが大半です。本来的には、本人とその配偶者や恋人、その家族くらいまでに関係する問題ではないかと思いますが、ご時勢的には、「凶悪犯罪者」以上の社会的な制裁が待ち受けていると覚悟しておいた方が良いでしょう。
「不貞を働く」の使い方・例文
「不貞を働く」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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