

端的に言えば二度ある事は三度あるの意味は「二度起きた出来事は何度も起きる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
日本語学を学び学習ライターを経験したfleurを呼んだ。一緒に「二度ある事は三度ある」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。
- 「二度ある事は三度ある」の意味や語源・使い方まとめ
- 「二度ある事は三度ある」の意味は?
- 「二度ある事は三度ある」の使い方・例文
- 「二度ある事は三度ある」の類義語は?違いは?
- その1「歴史は繰り返す」
- その2「一災起これば二災起こる」
- その3「朝あることは晩にある」
- 「二度ある事は三度ある」の対義語は?
- その1「三度目の正直」
- その2「柳の下のどじょう」
- その3「温故知新」
- 「二度ある事は三度ある」の英訳は?
- その1「Everything that happens twice will surely happen a third time.」
- その2「Bad/ Good things come in three’s.」
- その3「Repeated, Common, Frequent, Frequently」
- 「二度ある事は三度ある」を使いこなそう
この記事の目次

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/fleur
小学校の頃の趣味は広辞苑を読むこと。日本語学を専攻し、出版社で校正を担当した経験も活かしわかりやすい日本語解説記事を発信する。
「二度ある事は三度ある」の意味は?
「二度ある事は三度ある」には、次のような意味があります。
二度あったことは必ずもう一度ある。物事は繰り返されるものである。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「二度ある事は三度ある」
一度だけでなく二度も同じことが起こったら、さらにもう一度繰り返されるだろうという意味です。
特に悪い出来事に関して使われることが多く、失敗を繰り返さないように対策をしなさいというニュアンスでもあります。
悪い意味でないときは偶然から起きた出来事に使われる場合が多いでしょう。
「二度ある事は三度ある」の使い方・例文
「二度ある事は三度ある」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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