端的に言えば後腐れの意味は「問題があとを引く」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んです。一緒に「後腐れ」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/AYA
長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「後腐れ」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説していく。
「後腐れ」の意味や語源・使い方まとめ
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「後腐れ」という言葉をご存じでしょうか?割と見聞きするのではないかと思うのですが、どういったシーンでどのように用いるのが正しいのか、今回は「後腐れ」について詳しく解説していきます。
それでは早速「後腐れ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「後腐れ」の意味は?
「後腐れ」には、次のような意味があります。
物事が済んだあとでもスッキリと解決せず、問題が後を引くこと。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「後腐れ」
「後腐れ」とは「あとくされ」と読み、「物事がスッキリと解決せずに問題が後を引くこと」の意。物事が綺麗に片付かずに、問題や悪影響が残ることを指しますよ。よく男女間で「後腐れのない関係」などと使いますが、後になって腐らない・引きずらないさっぱりとした関係、ということになりますね。注意したいのが「後腐れ」の意味は「問題が後を引くこと」ではありますが、「後腐れがない」という表現はしても「後腐れがある」という言い方はしないので気を付けましょう。
「後腐れ」の使い方・例文
「後腐れ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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