ドラゴン桜式勉強法ヘッドライン

【ゆりやんレトリィバァ登場】ドラゴン桜式「ぼそぼそシャドーイング」でリスニング対策!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。大学入試英語や、TOEICなどの検定試験で鬼門となるのが「リスニング」だと言われている。英語という科目の中でも、苦手意識を強く持っている人も多いだろう。流れてくる英文にひたすら耳を傾け、意味を整理しながら問題を解いていくのには、相当な集中力が必要だ。過去問や類似問題を解く以外に「何か具体的な対策はないか…」と悩んでいる者はぜひ、この記事を読んでほしい。

今回は日曜劇場「ドラゴン桜」7話でもゆりやんレトリィバァさんが解説したパートを取り上げる。マンガ原作のドラゴン桜2の4巻より16ページを無料で公開し「ドラゴン桜式リスニング対策」を紹介する。元国語科教員で、高等学校国際コースの担任経験もあるライターminの考察付きで解説していくぞ。

まずは「ドラゴン桜式リスニング対策・ぼそぼそシャドーイング」をチェック!

早速この漫画を読んでみてください。東大合格を目指すと決意する早瀬さんと天野くん。「英語は大学受験の最重要科目」さらに「リスニングの配点が全体4分の1を占める」という事実を耳にします。そこに救いの手を差し伸べるのが、東大専科の英語講師、鍋明美先生です。


リスニング対策として鍋先生が提案するのが「ぼそぼそシャドーイング」という勉強法。この漫画を読んだ筆者自身、「もう少し早くこのぼそぼそシャドーイングに出会えていれば…」と思うほど、この練習法に説得力を感じました。「シャドーイングとは?」「ぼそぼそとは?」その真相を一緒に確かめていきましょう。

入試における「リスニング」は運命を左右する!

東大入試において、英語は最重要科目であると言われています中でもリスニングは配点が高く、ここで着実に得点できるかどうかが結果を左右するといっても過言ではないのです。そしてそれは東大入試に限ったことではありません。大学入試共通テスト、そしてTOEICなどの検定試験でも、リスニングの出来で明暗が分かれます


そんなプレッシャーの中でリスニング試験に臨み、力を発揮することは非常に難しいことです。また、本番のリスニングでうまくいかず、そのメンタルを引きずって「他の大問も集中して解けなかった」と悔しい思いをしてしまうケースも多くあります。筆者も受験時代はそんな思いをしたことがありました…。


しかし、逆に言えば、リスニングを攻略できれば合格へぐっと近づけるということですよね。鍋先生の言う通り「恐怖心を取り除き」自信をつけて臨めばリスニングも怖くないのです!

「シャドーイング」はリスニング対策のファーストステップ

そこで最適な練習法として挙げられているのが「シャドーイング」という対策です。学校の授業などでやったことがあると言う方もいるかもしれません。リスニング・スピーキングの力を高める効果があると、昨今非常に注目されているの練習法です。私自身も学校の英語の授業を通じてシャドーイングを実践したことがあります。


基本的なやり方としては、流れてくる英語の音声を聞き、それを即座に復唱・発音し続けていくというものです。耳から聞こえる英文を影のように追っていくということから「シャドーイング」という名前がつきました。


鍋先生は、このシャドーイングを「東大英語リスニング対策のファーストステップ」と銘打っています。「ぼそぼそシャドーイング」を根気よく続けることが、プレッシャーをはねのけるための準備になると断言する鍋先生の意図は、次のようなところにありました。

「流れ続ける英文」に立ち向かう自信を身につけろ!

鍋先生のおっしゃる通り、リスニングで流れてくる英文はさほど難しいものではありません。受験者が躓くのは内容の難しさではなく「流れ続ける英文を聞き続けること」の難しさです。


これは現代文読解などにも通じることですが、慣れていない言葉や内容を長時間読み続けたり、聞き取り続けることは容易ではありません。リスニングもこれと同じで、何十分も流れ続ける英文を解釈していくためには、相当の集中力と慣れが必要になります。少し聞き逃して考えている間に、次の話まで着いていけなくなって、という悪循環は私自身も受験時代に体験しました。また、強い苦手意識を持っていれば、本番で力を発揮することは難しいです。


こうした集中力や自信を身につけるために大切になるのが「日々の鍛錬」。鍋先生は漫画の中で「不安をなくすため」「恐怖心を取り除く」ためには「反復練習」「自信をつける」ことが大切だとおっしゃっていました。一見精神論のように思えるかもしれませんが、「内容が難しくない」リスニング問題においては、そこが一番差をつけるポイントになるのです。

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シャドーイングは一種の「トレーニング」だ。筋トレと同じように、本番までに毎日練習を繰り返していれば、着実にリスニング力・スピーキング力が身につく。そして「毎日積み重ねた」という事実が自分の自信につながっていく。小手先の勉強だけでは太刀打ちできないリスニングにおいては特にこの「長期的な日々の鍛錬」が必須だ。

ここからは、「ぼそぼそシャドーイング」のやり方について詳しく解説していくぞ。

「ぼそぼそシャドーイング」のポイントはこれだ!

ではここから、鍋先生の提唱する「ぼそぼそシャドーイング」について、3つのポイントに分けて詳しく解説していきます。

その1:和訳・英文スクリプトを先に読む

「シャドーイング」において大切なことは「英文の内容を理解すること」ではありません。「聞こえてくる英文をとにかく真似して口に出すこと」に集中するために、内容については先にスクリプトに目を通してざっとイメージするだけで十分です。

前述しましたが、リスニングで流れる英文はそれほど難しい内容ではありません。「シャドーイング」では内容理解ではなく、「聞き取る・発話する」ことに集中して、英語での会話のニュアンスを体に染み込ませていくことが大切です。

その2:英文を「テキトーに」シャドーイング

鍋先生は、実際にシャドーイングする際の大事なポイントの1つとして「テキトーに」ということを挙げています。これには一体どういう意図があるのでしょうか。

英語と日本語では、イントネーションやアクセントはもちろんのこと、会話をする際に使う表情筋までも違っていると言われています。もちろん理想としては、ネイティブスピーカーと同じように発音できる状態になりたいと思うかもしれませんが、いきなりそんなレベルを目指して発音しようとすると、そちらに意識が行きすぎてしまい、肝心な「集中して聞き取る」という行為が疎かになってしまうでしょう。

そこに鍋先生が「テキトー&ぼそぼそでいいからとにかく口に出す」ことを強調する意図があります。単語や発音を完璧にしようとするのではなく、とにかく英文を聞き取り、聞こえるままに口に出していくことで、自然と「英文を聞き取る集中力」が身についていくのです。

その3:英文を「モノマネして」シャドーイング

もう1つ大事なポイントは「モノマネして」発話するということです。「ネイティブスピーカーのモノマネをする」というのは、鍋先生が英語を指導する上で特に重要視していることでもあります。

前述した通り、英語と日本語には発話する上での違いが多く存在しますよね。シャドーイングの際は、なんとなくイントネーションが強くなっているところ、アクセントがついているところは、それっぽくモノマネをして口に出すことを意識してみましょう。そうすると、自然と英語のリズムや、会話の中のどういった部分が強調されているのかなどが自然と身についてくるのです。

シャドーイングは一見とても難しい練習に見えるので、私も実践するときはとても緊張した記憶があります。しかし、もちろんここでも、「完璧に話そう」「人に聞かれて恥ずかしくないようにしなくちゃ」などと意識する必要は全くありません。「ぼそぼそ」「テキトー」でいいから、とにかくモノマネしながら口に出していくこと。こうした鍛錬が、リスニング力向上のファーストステップであると鍋先生はおっしゃっているのです。

カギとなるのは「反復練習」

鍋先生の提唱するドラゴン桜式リスニング対策「ぼそぼそシャドーイング」について、詳しく理解できましたでしょうか。

一般的にリスニングは、受験対策や英語学習などにおいて後回しにされがちな分野です。特に試験に向けて英語を勉強する、となるとどうしても筆記試験を重要視した対策に時間をかけてしまいがちになります。しかし、リスニングは小手先の短期的な対策では到底太刀打ちできません。長い時間をかけて日常的に鍛錬を積み重ねながら、着実に力をつけて対策する必要があります。

シャドーイングは「そんなのできっこない」と思われがちな練習方法ですが、初めから上手にできる人は誰もいません。鍋先生が強調するのは「人目を気にせず、自分のために一歩踏み出すこと」。恥じらいを捨てて、自分のために反復練習や鍛錬を続けることは、必ず成長につながります。鍋先生は英語指導を通じて、人生において大切なことも教えてくれているのです。

元国語科教員の筆者の感想

高校生に現代文を教えているときに感じていたのは、現代文が苦手な生徒のほとんどが、まず「文章を集中して読むことができない状態」であるということでした。文章の構造や内容を整理しながら評論文などを読み進めるのは、かなり集中力を要する行為です。どれだけ型や解法を知っていても「わからない文章に出会った途端、それ以上読めなくなってしまう」「長い文章を最後まで読みきれない」、そうした悩みを抱える生徒に多く出会いました。

しかしそうした生徒も、「まずは短い文章の評論文を読んで解いてみる」という鍛錬をコツコツ続けていくと、徐々にアレルギーが無くなり、問題が解けるようになっていきます。これは日々の鍛錬によって集中力が養われた、ということに他なりません。

今回の鍋先生の「ぼそぼそシャドーイング」もこれと同じだと感じました。何事も「いきなりできるようになる」ことは難しくとも、時間をかけて続けることで身に付く力があることは間違いありません。本記事の作成を通じて、私もかつて生徒たちから学んだ「日々の鍛錬の大切さ」を再認識することができました。

「リスニング」を制して入試英語を攻略しよう

本記事ではドラゴン桜式リスニング対策「ぼそぼそシャドーイング」について解説しました。リスニングにおいては、短時間で劇的に力をつける方法は残念ながら無いでしょう。しかし、逆に言えば「ぼそぼそシャドーイング」のような鍛錬を毎日続けていくことで着実に力がついていきます。

受験や試験に向けて勉強しているときは、どうしても焦燥感に駆られるものです。筆者自身も受験のときはいつも「本当にこれを続けて力が付くんだろうか」「私に本当にできるんだろうか」という不安に陥ることがよくありました。

ですが、悩んでいる間にも時間は着々と過ぎていきます。「恥ずかしい」「できっこない」「周りの人はそんなのやっていない」など、ネガティブな思考をいかに早く捨て、前向きに努力していくかで、明暗が分かれると言っても過言ではないでしょう。

これは受験だけでなく、就職活動や検定・資格試験など、人生のさまざまな場面で当てはまることでもあります。鍋先生の教えから一歩踏み出す勇気を持った早瀬さんと天野くんのように、なりたい自分になるため、一歩踏み出す勇気を持ってみましょう!

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