この言葉の代表的な英訳は「incompatibility」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
個別指導塾の元講師で、受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「性格の不一致」の英訳や使い方を見ていきます。
ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
「性格の不一致」の意味と使い方は?
「性格の不一致」は、少し漠然とした言葉のように感じられますね。「性格」は人によって違うのは当然ですし、「不一致」と言ってもどのような部分が合わないのか分かりません。それでは、「性格の不一致」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「性格の不一致」の意味
「性格の不一致」には、次のような意味があります。
お互いに反りが合わず、協調が難しい様子などを指す表現。仲たがいや離婚の理由として用いられることの多い言い回し。
出典:実用日本語表現辞典「性格の不一致」
「性格の不一致」の使い方・例文
日本ではもっとも多い離婚理由が「性格の不一致」だそうです。育ってきた環境が違うので、初めは小さなズレだったものがやがて大きな亀裂となってしまうということがあるのかもしれません。次に「性格の不一致」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.あのハリウッドセレブの離婚原因は、性格の不一致だそうだ。
2.妻とは性格の不一致で別れたけど、実は洋服のセンス、好きな音楽、食べ物の好みなど全部合わなかった。
3.昔付き合ってた人は内向的で、社交的な私とは性格の不一致ですぐ別れたわ。
\次のページで「「性格の不一致」の英語での表現は?」を解説!/