国語言葉の意味

「楯突く」の意味や使い方は?例文や類語を元国語科教員がわかりやすく解説!

この記事では「楯突く」について解説する。

端的に言えば楯突くの意味は「逆らう」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語科教員のminを呼んです。一緒に「楯突く」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/min

高等学校の国語科教員として、授業や受験対策、小論文の講座を3年間経験。主に現代文を担当し、言葉に関する指導を幅広く経験してきた。現在はWebライターを目指して勉強中。

「楯突く」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 32700081

それでは早速「楯突く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「楯突く」の意味は?

「楯突く」には、次のような意味があります。

たて‐つ・く【盾突く/×楯突く】
[動カ五(四)]《古くは「たてづく」か》目上の人に対して逆らう。従わずに文句を言ったりして反抗する。たてをつく。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「楯突く」

盾突く」「楯突く」どちらでも表記することができ、意味は同じです。簡単に言えば「逆らう」「反抗する」という意味ですが、「楯突く」の場合は、「目上の人に対して」反抗するような場合に適した表現となります。

「楯突く」の語源は?

次に「楯突く」の語源を確認していきます。「」「突く」という表現から、なんとなくイメージが湧いてくるかと思いますが、そのイメージをより具体的なものにしてみましょう。

楯は自分の身を守るための防具ですね。あなたが戦場で楯しか持っていなかったとして、向こう側から武器を持った人がこちらへ向かってきたとします。敵はあなたに「手を上げろ!」と言ってきました。猛き心を持ったあなたは、武器は持っていなくとも、敵に屈するつもりは全くありません。

そんなとき、きっとあなたは持っている楯を地面に突き立て、敵に抵抗するでしょう。まさに「楯突く」はこうした状況から生まれた言葉なのです。「楯突く」の意味には「目上の人に対して」という前提がありますが、これは例に挙げた状況のように「強い圧力から」というイメージを持って理解しておくと良いでしょう。

\次のページで「「楯突く」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: