国語言葉の意味

「悪びれる」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「悪びれる」について解説する。

端的に言えば悪びれるの意味は「自分のしたことを悪いと思う」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

幼少期から様々な分野の本を読み続け、知識を深めてきた川瀬を呼んだ。一緒に「悪びれる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/川瀬

幼少期から多種多様な本を与えられて育ち、分からない言葉があれば辞書で引く癖がついていた。本を読み続けていく中で、細やかで表現力豊かな美しい日本語に魅了される。これまでの読書量を活かし、丁寧に言葉の意味を解説していく。

「悪びれる」の意味や語源・使い方まとめ

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「悪びれる」という言葉は、「悪」という文字が入ってる事によって、「誰かが悪事を働いた」など悪い意味を持っていると勘違いされる事が多いのではないでしょうか。勿論そういった意味で使われる事もありますが、実はそれは誤解になります。言葉の正しい意味と使い方を知る事は大切です。それでは早速「悪びれる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「悪びれる」の意味は?

「悪びれる」には、次のような意味があります。

恥ずかしがる。自分のしたことを悪いと思う。「悪びれる様子もなく」などといった言い回しで使われる。「悪怯れる」と書く。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「悪びれる」

「悪びれる」は「わるびれる」と読み、「恥ずかしがる」「自分のしたことを悪いと思う」という意味です。このように、悪い意味に捉えられがちな言葉ですが、実際は「自分の行いに関して悪いと思っている」という、真逆の意味を持っています。

「悪びれる」の語源は?

次に「悪びれる」の語源を確認しておきましょう。「悪びれる」は「悪怯れる」とも表記され、悪いことを意味している「悪」と、申し訳ないなどを意味する「怯える」が組み合わさった言葉です。「悪びれる」には「おどおどする」という意味合いも含まれますが、「怯える」の「怖がってびくびくする」という意味が由来ではないかとも言われています。

\次のページで「「悪びれる」の使い方・例文」を解説!/

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