国語言葉の意味

「ご相伴に預かる」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「ご相伴に預かる」について解説する。

端的に言えばご相伴に預かるの意味は「おこぼれで恩恵をうける」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

さまざまな分野の本に触れ、知識を培ってきた「つゆと」を呼んだ。一緒に「ご相伴に預かる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

tsuyuto

ライター/つゆと

子供の頃からの筋金入り読書好きライター。むずかしい言葉や複雑な描写に出会っても、ねばり強く読みこんで理解することをポリシーとする。言葉の意味も、妥協なくていねいに解説していく。

「ご相伴に預かる」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「ご相伴に預かる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。「ご相伴」の読み方は「ごしょうばん」。漢字で書くと「御相伴に与る」となります。

「あずかる」には「預かる」の字を使う人が多いようですが、正しくは「与る」ですよ。「与る(あずかる)」は常用漢字表にない読み方のため、新聞ではひらがなで表記します。ここでもそれにならい、ひらがなで表記しますね。

「ご相伴にあずかる」の意味は?

「ご相伴にあずかる」の意味を知るために、「相伴」と「あずかる」の意味を調べましょう。「相伴」「あずかる」には次のような意味があります。

1.連れ立って行くこと。また、その連れの人。
2.饗応の座に正客の連れとして同席し、もてなしを受けること。または、人の相手をつとめて一緒に飲み食いをすること。また、その人。
3.他とのつり合いや行きがかりで利益を受けること。また、他の人の行動に付き合うこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「相伴」

1.物事にかかわりをもつ。関係する。関与する。
2.主に目上から、好意の表れとしてあることを受ける。こうむる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「与る(あずかる)」

「ご相伴にあずかる」とは、おこぼれで主に目上の人からの恩恵をうけることです。「相伴」の3の意味と「与る(あずかる)」の2の意味から成っていると考えられます。「お褒めにあずかる」の「あずかる」ですね。

おこぼれで得をする」というニュアンスを含むのがポイント。例えば、職場でバレンタインチョコをもらってきたお父さんがいたとしましょう。そこへ現れ「おいしそう、ちょっともらっても良い?ありがとう、いただきまーす」とチョコをつまむ娘。これを娘の立場からあらわすと「ご相伴にあずかる」となるのです。

「ご相伴にあずかる」は謙譲の表現にも使います。例えば、自分の立場では参加できないような格調高い催しに、誰かのツテでお呼ばれしたとき。「この度はご相伴にあずかり、ありがとうございます」などと使います。「自分のようなものがおこぼれで参加させていただき光栄です」という意味ですね。

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