国語言葉の意味

「従容」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターがわかりやすく解説!

「従容」の対義語は?

では、「従容」の対義語は何でしょうか。

「興奮」「動揺」

「従容」とは「ゆったりと落ち着いていること」です。では、その反対とはどんな状態でしょうか。それには2つのパターンが考えられます。

まずは「落ち着いてはいられないこと」です。それを表すには「興奮」をおいて他にありません。改めて辞書で意味を確認しても、「感情が高ぶること」とあります。「落ち着きのなくなること」こそが「感情の高ぶり」です。

もう1つは、「落ち着きを失うこと」ですが、それには「動揺」が当てはまるでしょう。辞書にも「気持ちが揺れ動くこと、平静を失うこと」とあります。他には「不安」や「狼狽」(ろうばい)などでも良いでしょう。

「従容」の英訳は?

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さらに「従容」の英訳も見てみましょう。

「calm」「composed」

「従容」を英語で表現するには、「C」で始まる2つの単語が使えます。

まずは「calm」です。発音をカタカナで表記すると「カーム」が近いでしょう。「L」は発音しません。「穏やかな、静かな、落ち着いた」などの意味があります。「he’s very calm.」で「彼は従容としている。」です。

そして「composed」も「従容」の英語訳として使用すると良いでしょう。「composed」は「落ち着いた、沈着な」などの意味がある形容詞です。たとえば「a composed expression」で「従容たる顔付き」となります。

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上の項目で「composed」という単語を紹介したが、どこかで見覚えはないだろうか。「compose」という動詞にすればなおさらだろう。

「compose」には、「構成する」「成り立たせる」「作曲する」「収拾する」などの意味があるな。「composer」(コンポーザー)で「作曲家」だ。その「compose」という動詞には、他にも「心を落ち着ける、静める」といった意味もあるぞ。その受動態が「composed」なのだ。

「従容」を使いこなそう

この記事では「従容」の意味・使い方・類語などを説明しました。

「従容」という言葉の意味はもちろん、読み方すらも知らなかった人は多かったでしょう。それもそのはず、「従容」は差し迫った危機にも動じずに落ち着き払うことを言います。差し迫った危機など一生のうちに何度もないわけですから、「従容」という言葉を使う場面は限られることになり、「従容」を知らずにそのまま過ごす人もいるでしょう。危機に瀕することがなければそれに越したことはないのですが、「従容」が読めて、かつ意味も分かれば便利です。

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