その2「右から左に聞き流す」
「右から左に聞き流す」の意味、簡単に言うと、相手にしないことです。
まず、「右から左」という言葉そのものが、手元にとどまらない状況や話を聞き入れない様子という意味。人の話に聞く耳を持たない場合に使われます。
「どこ吹く風」との違いは、これも知らん顔、完全にスルーするまでではない、ただ結局、話を聞いていない点では同じです。
その3「我関せず焉」
「我関せず焉」の意味は、我関せずと同じ。自分には関係がない、その物事にはまったく関心がなくて超然としている様子など。
この「焉」(えん)は、漢文において、断定の意味を表す助辞です。この言葉に関しては、「どこ吹く風」との違いは、ほぼないと言えます。
「どこ吹く風」の対義語は?
続いて、「どこ吹く風」の対義語について。
この「どこ吹く風」の対義語は、特にないようです。辞書や辞典で調べても、インターネットで検索しても出てきません。
ただ、類義語の「我関せず」の対義語として、「面倒を見る」が考えられます。これが対義語と言えるかもしれません。また、「無視する」の対義語は、「尊重する」です。
「どこ吹く風」の英訳は?
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さらに、「どこ吹く風」の英訳も、確認しておきましょう。
「どこ吹く風」を英語に訳すと、主に、showing no concern at all、being not at all bothered、devil-may-care attitude などです。
その1「showing no concern at all」
「どこ吹く風」の英訳、その1つである「showing no concern at all」について解説します。
no one at all で、なんびとたりとも、という意味。concern は「関心」ですから、直訳すると、関心がないように見える、です。
似たような表現に、of no concern at all があります。この意味は、痛くも痒くもない、です。
その2「devil-may-care attitude」
続いて、「devil-may-care attitude」についても、確認しておきます。
devil may care は、無頓着である、という意味。attitude は、態度です。つまり、向こう見ずの態度、という意味になり、「どこ吹く風」と通じます。「devil」はずばり、悪魔です。厄介者という意味でも用いられます。
それでは、例文を見ていきましょう。
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