
「目に見える」を使いこなそう
この記事では「目に見える」の意味・使い方・類語などを説明しました。「目に見える」は変化の程度が著しい様子を表す副詞。対象の状態が変化しもとの状態と著しく異なってしまったことに気づいた時点で用いられることが多く、変化の途中ではあまり用いないと解説しましたね。また「目に見える」は「めだって」に似ていますが、「めだって」は以前あるいは同類と比較して程度がはなはだしい様子を広く表し、変化の程度以外についても用いられます。したがって「彼はクラスの中で目に見えて背が高い」は誤用となり、正しくは「彼はクラスの中で目立って背が高い」となりますよ。それぞれのニュアンスの違いをしっかり覚えておきましょう。