端的に言えば「気に食わない」の意味は「自分の気持ちに合わず不満である、気に入らない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「気に食わない」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
「気に食わない」の意味は?
「気に食わない」には、次のような意味があります。
不満である。気にいらない。
出典:コトバンク
「気に食わない」は「きにくう」の打消し。自分の気持ちに合わず好きになれない様子を表します。「きらい」というほどはっきりした嫌悪感はないか、またはあっても婉曲に表現されている語。この嫌悪感はとても主観的で「気に入らない」に暗示されているような客観性はありません。したがって、嫌悪感そのものを比較すると「気に食わない」の方が程度が大きいと言えます。
「気に食わない」の語源は?
次に「気に食わない」の語源を確認しておきましょう。残念ながら「気に食わない」の語源ははっきりとはわかっていませんので、ここでは「気」と「食」の漢字の成り立ちについて説明しますね。「気」は「米」と湯気を表す「气」とを合わせた字。米を炊くときに立ち上る湯気のことから「空気のようなもの」の意味に使われるようになりました。また「食」は器に食べ物を盛った形の「艮(こんづくり)」とかみ砕く意味の音を示す「ショク」とを合わせた字。器に盛られた食べ物をかみ砕くこと、つまり「たべる」意味を表します。
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