ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
ほかの事はどうであろうとも。ともかく。
出典:goo辞書「何はともあれ」
「何はともあれ」とは、「他のことはどうであろうとも」という意味です。意味を見ればわかりますが、主に状況が混乱していたりする際に使われやすい言葉になります。
「他のことはどうであろうとも」ということは、つまり今から述べようとしていること以外にも、何か重要なことがあるのです。それはわかっていますが、それでも一旦その件については忘れてしまう。そして、今から述べようとすることに集中する、という意味になります。
自分と他人で印象の変わる「何はともあれ」
「何はともあれ」は、自分に対して使用する際と、他人に対して使用する際で印象が変わる言葉です。他人に対して「何はともあれ」を使用すると、意味としては「もろもろの事情はさておき、今はとにかく自分が述べることを聞いてくれ」ということになります。
対して、自分に対して「何はともあれ」を使用する際は、意識がなかなか切り替えられていない場合が多いです。つい他のことに気を取られてしまいがちだが、このままでは重要なことを見失いそう。そういうときに「何はともあれ」と自分に言い聞かせ、思考をはっきりさせるという文脈がよく見受けられます。
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