「要領がいい」の使い方・例文
「要領がいい」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.彼は要領がいいので、完璧に家事を手伝ってくれる。
2.あの女性は、他人には無愛想だけど、結婚相手の前では愛想をふりまく要領がいいやつです。
3.彼は要領がいいので、短時間で自分の部屋の掃除をすませた。
4.彼女は、誰に対してもいい顔をするので要領のいいやつだとまわりから思われています。
「要領がいい」人は「手際がよい」「要点をつかむのが上手」という褒め言葉でプラスにイメージで使われる場合と、「上手に手を抜く」とか「人のふところに飛び込むのがうまい」といった相手を批判するマイナスのイメージで使われるこ場合があります。例文の1と3がプラスの意味で、例文の2と4はマイナスの意味で使われていますね。
その1「手際が良い」
「手際が良い」(れぎわがよい)とは、「物事を要領よく的確に素早く処理すること」の意味です。仕事が早い人などに対して使われ、物事の進め方が上手であるというというプラスのイメージを持つ言葉となります。「彼女の料理は手際が良いのでホームパーティーに訪れた人たちからすっかり人気者になった」などと使われるのです。
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