その4「なげやり」
「なげやり」は漢字で「投げ遣り」と書きます。「物事をいいかげんに行うこと」「成り行きまかせにすること」を意味する言葉です。「なげやりな態度」などと言いますね。「なげやり」も「ぞんざい」同様、受け手が動作をした人の無責任さを強く感じる表現です。
その5「でたらめ」
「でたらめ」は漢字で「出鱈目」と書くこともありますが、これは当て字です。「さいころを振って、出たその目のままにする」という意味から「根拠がないこと」「首尾一貫しないこと」「いいかげんなこと」を表します。思いつくままに、いい加減なことを言ったり行ったりするという意味があるのですよ。
「生半可」の対義語は?
「生半可」と反対の意味を持つ言葉を見ていきましょう。
その1「完璧」
「生半可」の対義語はこれといってありません。強いてあげるとすれば「完璧(かんぺき)」があげられるでしょう。「完璧」は「足りない部分や欠けている部分が一切なく、みごとであるさま」を表す言葉です。中途半端でいいかげんを表す「生半可」とは反対の意味を持っていますね。
その2「極端」
もうひとつ「極端(きょくたん)」も「生半可」と反対の意味を持つ言葉としてあげられます。「極端」は「普通の程度から大きく外れていること」を表す言葉です。他のものと比べて飛びぬけていることを意味する「極端」も、中途半端でいいかげんとは反対の意味になりますね。
その1「half-baked」
「half-baked」は直訳すると「生焼けの」という意味になりますね。そこから「不完全な、不十分な、未熟な」という意味を表しているのです。ですのでこの言葉を「生半可」の英訳として用いることができますよ。
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