


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
よくないことが、いつ自分自身にふりかかってくるかわからないということ。
出典:goo辞書「明日は我が身」
読んだだけでもなんとなく意味に想像がつく人も多いでしょう。「明日は我が身」とは、良くないことが明日には自分の身に降りかかってくるかもしれない、という意味であり、転じていつ不幸がやってくるかわからない、ということです。
「明日は我が身」という言葉だけではつかめませんが、特に不幸に対して使用する言葉になります。幸運に対して使うことはありません。また、単なる不運というだけでなく、基本的には誰かが遭った災難に対して使用する言葉です。つまり、自分の他にすでに不幸になった人がいる前提で使用します。

「幸運に対して使わない」「他にすでに不幸に見舞われた人がいる」などということは、辞書上の意味を知っただけではわからないことだ。意味をよく考えてそこから逆算で考えることも、言葉を使うのにあたって必要なことだぞ。
「明日は我が身」ってどう使うの?
「明日は我が身」の使い方は以下のとおりです。
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