国語言葉の意味

「しゃくり上げる」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

「泣きじゃくる」

「泣きじゃくる」は、しゃくり上げながら泣くことです。「しゃくり上げる」にも「泣く」意味があるため、ほぼ同じ意味の言葉といえます。どちらも「ひっく、ひっく」とくり返し短く息を吸いながら、泣いている様子です。

違う点をあげるとすると、「泣きじゃくる」はまさに泣いているときに使うのに対し、「しゃくり上げる」は、もう涙が出終わったけれど「ひっく、ひっく」という息がまだ続いている状態もあらわせる点でしょうか。「あいつはまだ小さくしゃくり上げている」と使うと、もう泣き止んだけれど呼吸は完全にはもとに戻っていない状態だと分かります。

「すすり上げる」

「すすり上げる」とは、鼻水をすするために息を吸い上げながら泣くことです。子どもが泣きながら鼻水をすするときは、しゃくり上げるときと同じように苦しそうですよね。その苦しそうな様子が共通しているといえます。

似ている言葉の「すすり泣く」だと、少し大人の泣き方のイメージ。「すすり上げる」の場合は、ズズッと「息を吸い上げる」イメージから苦しそうな呼吸の様子が伝わります。やはり「しゃくり上げる」に似ているのは「すすり上げる」の方です。

「しゃくり上げる」の英訳は?

image by iStockphoto

「しゃくり上げる」の英訳には「sob convulsively」を使います。

「sob convulsively」

「sob」は「涙にむせぶ」「泣きじゃくる」という意味。「convulsively」は「けいれんをおこして」という意味です。つまり「sob convulsively」は「けいれんをおこすように泣きじゃくる」ということですね。まさに「しゃくり上げる」状態です。

「sob」は一緒に使う言葉により、いろいろな泣き方をあらわします。「しゃくり上げる」やその他の表現を例で見てみましょう。

My daughter was sobbing convulsively.
(娘はしゃくり上げていた。)

He sobbed bitterly.
(彼は激しくむせび泣いた。)

I was sobbing softly after he told me.
(彼が話したあと、私は静かに涙を流していた。)

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