「拵える」の使い方・例文
「拵える」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.母は早起きして友達の分までお弁当を拵えてくれた。
2.姉はいつも何時間もかけて顔や身なりを拵えている。
3.口実を拵えて会社をサボってしまった。
意味が多い「拵える」ですが、今回はその中でも3つの意味での例文を用意しました。それぞれどのような意味で用いられるか、予想してみてください。
まず1は、「形あるものを作る」という意味で解釈ができます。食事や物、ビジネスシーンであれば企画書、報告書などの種類を対象にして使うことも可能です。2は、「美しく見せるようにする」という意味で使われています。洋服に関しては「スーツを拵える」のように、その日のためにわざわざいいものを用意することを指して使われることが多いです。最後の3は「ないことをあるかのように見せかける」という意味にあたります。簡単に言えば、「巧妙な嘘をつく」ということになりますね。
その1「作る」
「ものを生み出したり、目的に従った形、状態にする」という意味で、この手の言葉の中では最も一般的で、かつ抽象的な表現だと言えるでしょう。「拵える」も、「作る」という言葉のくくりの中にあるとイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
「作る」にも色々あります。芸術作品などを作ることを指す「制作」や、機械や道具を使って物品を作る「製作」、「創作」のような「新しいものを初めて作り出す」ことなど、細かく分類していくことが可能です。「拵える」はその中でもまだ抽象的な表現ではありますが、「作り上げる」「美しく見せる」「見せかける」のように「目的に対する準備のためになにかを作る」というニュアンスだと考えるとわかりやすいでしょう。
\次のページで「その2「築く」」を解説!/