「一巻の終わり」の使い方・例文
「一巻の終わり」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この用語は、たとえば以下のように用いられます。
1.A社との取引がなくなってしまったら、この会社は一巻の終わりだ。
2.今回の数学のテストで赤点だったら一巻の終わりだ。部活動をやめて塾に行かないといけない。
3.彼女は登山に来ている。足を滑らせて滝に落ちてしまったら一巻の終わりだと思い慎重に歩みを進めた。
「一巻の終わり」の使い方を例文から学びましょう。例文1は「ビジネス」です。「A社との取引先が無くなってしまうと会社が倒産してしまう場面」を示しています。とても大きな取引先であることが感じられますね。例文2は「学校」です。「数学のテストで赤点だったら塾に行かないといけない状況」を表しています。赤点を取らないように一生懸命勉強に取り組んでいるのでしょうね。
例文3は「登山」です。「足を滑らせて滝の中に落ちてしまったらどうしようもない様子」を言い表しています。登山の時は注意して歩かないといけないですね。例文1~3のように、悪い結果や物事の失敗などのネガティブな場面で使用される表現です。正しい意味を理解して使いましょう。
「万事休す」
「一巻の終わり」の類義語には「万事休す」が考えられるでしょう。「万事休す」とは「もう施すべき手段がなくすべて終わりであるさま・もうこれ以上できることがなくなりおしまいである様子」の意。読み方は「ばんじきゅうす」です。「万事休す」の「万事」とは「あらゆること」の意。「休する」は「おしまいになる」ことを指していますよ。「一巻の終わり」に近い意味で「すべてが終わりであるさま」を示していますが、「物事に対して対策や方法がなくとても困難な状況に陥っていること」というニュアンスが強いことがポイントです。
使い方を例文から学びましょう。例文1は「ビジネス」です。「赤字経営から脱却しようと試みたがもう施す手がない様子」を示していますよ。例文2は「スポーツ」です。「劣勢の試合で策を講じたがどうしようもない結果となってしまった場面」を表していますよ。例文1と2が示すように「諦め」や「絶望感」を表すことが多いでしょう。とても有名な故事成語です。使い方をマスターして下さいね。
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