国語言葉の意味

【ことわざ】「蝶よ花よ」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師がわかりやすく解説!

1.社長の娘は箱入り娘で言葉遣いや身のこなしが上品だ。

2.彼女は箱入り娘で世間知らずの一面がある。

「蝶よ花よ」の対義語は?

「蝶よ花よ」の対義語にはどのような言葉が考えられるのでしょうか。関連する言葉を一緒に確認しましょう。

「可愛い子には旅をさせよ」

「蝶よ花よ」の対義語には「可愛い子には旅をさせよ」が考えられるでしょう。「可愛い子には旅をさせよ」とは「子どもがかわいければ、甘やかさず世の中の辛さを経験させたほうがよいこと」の意。子どもは親元を離れて一人で生活し、たくさんのことを経験をすることで成長できるものであるという意味を表していますよ。親元という安全な暮らしから離れて、知らない土地や馴染みのない場所で暮らすことが人間として大きく成長させるのでしょうね。

「蝶よ花よ」の英訳は?

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「蝶よ花よ」は英語でどのように表現するのでしょうか。キーワードとなる英単語をチェックしましょう。

「bring up ~like a princess」

「蝶よ花よ」の英語訳は「bring up ~like a princess」が考えられるでしょう。「bring up」は「育てる」の意。「like a princess」で「王女のように」という意味を示しています。直訳すると「王女のように大切に育てる」となり、「蝶よ花よ」の英語訳となるでしょう。使い方を例文から学びましょう。例文1は「彼女は娘をとても大切に育てた様子」を表しています。「bring up」はとても大切なイディオムです。これを機会に覚えておきましょう。

1.She has brought up her daughter like a princess.
(彼女は娘を蝶よ花よと育てた。)

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