「微に入り細を穿つ」の使い方・例文
それでは「微に入り細を穿つ」の正しい使い方を、例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.大学の講師による日本語の授業は微に入り細を穿つ的確な解説だと日頃から評価され、参加者全員の能力アップが期待できる部分があるという見方があった。
2.就職先の関連会社の上司に提出した最新の報告書は微細な画像付きで、克明かつ詳細に執筆されており、微に入り細を穿つ気配りがなされたものだと好評だった。
3.現在、国語力の先生が関与している資格検定試験の添削内容は、微に入り細を穿つ対応であり、自分も周りも自然と関心するコメントをツイートする様子だった。
例文はどちらも「細かいところまでゆきとどいている」という意味で使われています。「微に入り細を穿つ」ということわざは、おおよそポジティブなニュアンスで用いられることがほとんどです。「細かい所に穴を開ける」能力自体が希少かつ有用なものなので、そういった使われ方になるのも自然なことかもしれませんね。
「微に入り細を穿つ」の類義語は?違いは?
「微に入り細を穿つ」と似たような意味を持つ言葉はとてもたくさんあります。ポジティブな意味を持つので、ほめ言葉として相手を称賛する語彙が自然と増えたのかもしれませんね。ここではその一例をご紹介しましょう。
その1「痒い所に手が届く」
「痒い所に手が届く」とは「細かいところまで配慮が行き届き、気が利いている」ことをたとえたことわざです。「微に入り細を穿つ」とほぼ同じような意味を持つことわざですが、「微に入り細を穿つ」の方が最上級のほめ言葉として使われることが多いでしょう。
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