「A nod is as good as a wink to a blind horse.」は英語のことわざです。目の見えない馬に、うなずいても目配せしても通じませんね。日本のことわざでいうと「馬の耳に念仏」といったところでしょう。
「exchange glances」:視線を交わす
「exchange glances」は「視線を交わす」という意味です。
She shook hands with him, without exchanging glances.
彼女は彼と握手したが視線を交わさなかった。
「exchange」は「取り交わす」「やり取りする」、「glance」は「ちらっと見る」「一瞥」という意味です。「exchange meaningful glances」は「意味ありげに見かわす」、「at a glance」は「ひと目見ただけで」「一見して」という意味ですよ。
「目配せ」を使いこなそう!
この記事では「目配せ」の意味を調べ、「目配り」との違いや使い方、類義語などを解説しました。
「目配せ」とは「目を動かして意志を伝えること、目つきで合図をすること」です。元は、目つきで知らせることを「めくはす」「めくわせ」と言っていたのが「めくばす」「めくばせ」に変化して「目配せ」の字があてられました。「目配り」は「いろいろなところに注意を行き届かせる」という意味です。
「目配せ」も「目配り」も見た目はそっくりですが、成り立ちも意味も違います。どちらも自由自在に使いこなせるようになってくださいね。