
1.近年、コストを抑えて安く販売するプチプラが人気を博しているが、安かろう悪かろうな商品も流通しているので注意しておきたい。
2.安かろう悪かろうというように、健康に直接影響のある食品は少しくらい高くても信頼の置ける生産者が作っているものを買うべきだ。
その2「ただより高いものはない」
この言葉は日常でもよく使われるので聞いたことのある人も多いと思います。ただで物をもらえるのはたいへん嬉しいですが、その恩を返すためにお礼をしたりするなどして義理を通さなければならないもの。そうしたことから、「ただより高い物はない」は、ただでもらう代わりにものを頼まれたり返礼にお金がかかったりしてかえって高くつくという意味を持っています。
安い物を買って損をする「安物買いの銭失い」とは多少意味が異なりますが、かえって高くつくという意味では共通するので覚えておきましょう。
1.友人からただで自転車をもらったので、お礼に夕ご飯をご馳走したがかえって高くついてしまい、ただより高いものはないと実感した。
2.初期費用が無料と聞いて携帯会社を乗り換えたが、色々とオプションをつけられてしまいかえって高くついてしまった。
「安物買いの銭失い」の対義語は?

値段の安い物はそれだけ質も悪く長持ちしないから、かえって高くつくという「安物買いの銭失い」と反対の意味を持つ言葉にはどんなものがあるでしょうか。以下で詳しく確認していきましょう。
「高かろう良かろう」
価格が高いものは商品にかける手間や材料費にお金をかけられるから、その分品質もよいということを意味する言葉です。前述した類義語の「安かろう悪かろう」とセットになり、「高かろう良かろう、安かろう悪かろう」と使われることもあります。
1.高かろう良かろうと言うように、価格の高い電化製品は品質も良く安全性も十分なはずなので納得して購入できる。
2.機能のたくさん付いた製品には当然それ相応のコストもかかっているはずだ、やはり高かろう良かろうだ。