国語言葉の意味

「肩入れ」の意味や使い方は?例文や類語を元国語科教員がわかりやすく解説!

この記事では「肩入れ」について解説する。

端的に言えば肩入れの意味は「支援すること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語科教員のminを呼んです。一緒に「肩入れ」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/min

高等学校の国語科教員として、授業や受験対策、小論文の講座を3年間経験。主に現代文を担当し、言葉に関する指導を幅広く経験してきた。現在はWebライターを目指して勉強中。

「肩入れ」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「肩入れ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「肩入れ」の意味は?

「肩入れ」には、次のような意味があります。

かた‐いれ【肩入れ】
[名](スル)

1 ひいきすること。力を貸すこと。支援。

2 着物の肩の部分を別の布で、はぎ合わせること。また、その布。肩当て。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

肩入れする」といった形でよく用いられ、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。ただ「力を貸す」「支援する」という意味だけではなく、「特定の人への偏った支援」を指す「ひいきする」というようなニュアンスで使用されるのが一般的です。また、2のような限定的な意味も含まれているので、合わせて知っておきましょう。

「肩入れ」の語源は?

次に「肩入れ」の語源を確認しておきましょう。一般的に「肩入れ」の語源と言われているのが、一昔前の労働中の動作にあります。

畑仕事や農作業をして働く人々の姿をイメージしてみてください。二人組が肩に長い棒を乗せ、その棒に荷物をかけて運んでいる様子が頭に浮かびませんでしょうか。実際に見たことがなくとも、教科書やテレビなどで一度は目にしたことがあるかと思います。昔はあのように棒を使って、協力して重いものを運んでいました。

では次に、そうして荷物を運ぶ二人が「お願い、重たいから誰か手伝ってくれ」と、道中で周りの人に声をかけたとします。周りの人たちは、どのように二人を加勢するでしょうか。もちろん、棒の下に「肩を入れて」一緒に荷物を持ちますよね。この「肩入れ」という言葉は、まさにこのような動作から「手伝う」という意味で使われるようになったと言われています。

\次のページで「「肩入れ」の使い方・例文」を解説!/

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