その2「霧」
プロのカメラマンは、季節によって撮影対象が霧に阻まれてきれいに撮れなくなる状態を「ガスってる」と言って嫌う傾向にあります。霧だけに限らず、霞(かすみ)、靄(もや)などにより視界がぼんやりした状態全般を指す言葉です。このような霧、霞、靄も「瓦斯」の類義語と言えるでしょう。
その3「スモーク」
「スモーク」とは舞台での演出に使われる「煙」のことです。普通に日本語で「煙」と言えばいいのですが、芸能界では慣例的に「スモーク」と呼ばれています。特にダンサーがグループでダンスを踊っている時にスモークが流れると舞台が盛り上がって効果的です。煙でいぶして燻製(くんせい)にすることも「スモーク」と言い「スモークチーズ」「スモークサーモン」などで皆さんもおなじみでしょう。
「瓦斯」の対義語は?
「瓦斯」は気体ですから、その対義語は「固体」でしょうか。しかし逆に「固体」の反対語を「瓦斯」とするのは無理があります。なぜなら「固体」の対義語は「瓦斯」だけとは限りません。水や空気など数多くあり「瓦斯」だけには絞れないのです。したがって「瓦斯」の対義語はないと言えます。
その1「gas」
「gas」は日本で一般的に「瓦斯」と呼ばれるもの全般を指しています。なおアメリカ英語で「gas」は「ガソリン」の口語的表現です。したがって日本のガソリンスタンドはアメリカ英語では「gas station」と言います。
その2「petrol」
「petrol」とはイギリス英語で「ガソリン」のことを指します。日本にあるガソリンスタンドを英国人に説明するために「gasoline stand」と言っても通じません。その場合は「petrol station」と言うようにしてください。
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