国語言葉の意味

【慣用句】「振り出しに戻す」の意味や使い方は?例文や類語を日本語教師の大学院生がわかりやすく解説!

「振り出しに戻す」の使い方・例文

「振り出しに戻す」の使い方を例文を使って見ていきましょう。

1.う~ん、やはり今の時期の世界一周旅行は無謀だ。一度計画を振り出しに戻そう
2.クライアントの岡田様から新たなご要望があった。その他に著作権の問題もある。デザインを振り出しに戻してもう一度考え直す必要があるな。
3.現行のメニューの終了のお知らせを出してからお客様が予想以上に増加している。新メニューの計画は振り出しに戻した方がいいかもしれない。

例文1は、世界一周の計画を立てていましたが、何らかの事情で計画の実行が難しいことに気が付いたようです。そこで、「最初から計画を立てよう」という意味で、「振り出しに戻す」が使用されています。

例文2は、依頼を受けたデザインについて、著作権上の問題や、クライアントから新しい要望があったようです。それらを受けて「デザインを最初から考え直そう」という意味で、「振り出しに戻す」が使用されています。

例文3は、ある飲食店での例文ですね。現行のメニューを廃止するお知らせを出したところ、多くのお客さんが来店したそうです。そこで、「新メニューの計画は白紙から考え直そう」という意味で「振り出しに戻す」が使用されています。

「振り出しに戻す」の類義語は?違いは?

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「振り出しに戻す」の類義語は、「白紙に戻す」「リセットする」です。意味などを確認していきましょう。

その1「白紙に戻す」

白紙に戻す」は「何もなかった元の状態に戻す」という意味の慣用句です。計画やメモなどを書かれた紙を、真っ白な状態に戻して考え直すこと…から来ています。「白紙に返す」という場合もありますが、意味は同じです。この「白紙」という単語は、「最初から」「一から」という意味で使用されることが多いですね。

「物事を最初の状態に戻す」という意味の「振り出しに戻す」とは同じニュアンスで使用され、違いはありません

例文を見てみましょう。

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