国語言葉の意味

「不精」は「無精」でもOK?意味や使い方、類語・英訳などを語学系主婦ライターが解説

怠慢(たいまん):しなければいけないことをしない

「怠慢」とは、なまけて、しなければいけない仕事をしない、またいい加減にすることです。「職務怠慢」「怠慢な役所」などと使われます。

「怠」とは「怠る(おこた・る)」「怠ける(なま・ける)」「怠い(だる・い)」と読み、すべきことをしないことです。「慢」もおこたる・なまける・心が緩んでしまりがない、という意味。心が緩んで、すべきことをしない「怠慢」は社会人として不適切ですね。

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骨惜しみ:苦労するのをいやがること

「骨惜しみ(ほねお・しみ)」はあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、苦労するのを嫌がって怠けることです。ここでいう「骨」は強い気力で、「惜しむ」は使ったり出したりすることを嫌がること。「骨惜しみして、定職に就かない」と使えば、苦労するのが嫌で働かない、という表現になります。逆に「骨惜しみせずに働く」は労苦をいとわず仕事に励むことです。

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横着(おうちゃく):手抜きしてなまけること

「横着」とはすべきことをわざと怠けること・手抜きして楽して済まそうとすること、ずうずうしい様などをいいます。「ベテランになって横着している」「宿題を横着にするから、成績が伸びない」など、しなければいけないことを端折っているとの批判的な表現です。

よこと書く「横(おう)」には「ほしいまま、勝手きまま」、「着(ちゃく)」は「行きつく、落ち着く」という意味があります。横着は勝手気ままな気持ちに行きついている状態といえるでしょう。

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「不精」の対義語は何だろう?

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怠けるの反対の意味はしっかり動く、働くことでしょう。真面目な人という印象もありますね。そんな「不精」の対義語を二つ、ご紹介します。

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忠実(まめ):労苦をいとわずはげむこと

検索すると一番にヒットしてくる対義語は「忠実」と書いて「まめ」と読む言葉です。意味は労苦をいとわず物事にはげむこと、体が丈夫なこと。「彼はまめに連絡をくれる」「まめな彼女はとても家庭的だ」と誉め言葉で使われます。

なぜ「まめ」を「忠実」と書くのでしょう。心の中と書く「忠」そして「実」もまこと、まごころ、まじめという意味。よって「真実(まみ)」から転じた説、また、実の真ん中には種すなわち「豆」からの由来と諸説あります。言葉自体とても古く、奈良時代の日本書紀には誠実で真面目な様子を「忠(まめ)なること……」との記述が。平安時代は「一途な男性」を表し、鎌倉時代は「面倒くさがらないこと」などと意味が変化していきました。「忠実忠実(まめまめ)しい」とは誠心誠意で働くことです。

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勤勉(きんべん):仕事や勉強にはげむこと

勤勉とは一生懸命につとめはげむこと。「彼女は勤勉な学生です」「彼は勉強熱心で勤勉だ」などと使われます。勉強や仕事、家事などに対して真面目、努力家という好印象がしますね。

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「不精」の英訳はたくさん!

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日本語と同じように「不精」を表現する英単語は様々あります。

「loafer」:目的なくだらだらする人、「idol」:悪意のない怠け者、「indolent」:生まれつき怠け者(形式的)、「slack」:たるんだ、いいかげんな怠け者…とニュアンス違いで多様です。ここでは一般的な「lazy」とカタカナでも使われる「neglect」をご紹介しましょう。

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