国語言葉の意味

【慣用句】「言うまでもない」の意味や使い方は?例文や類語を現役文学部生ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「言うまでもない」について解説する。

端的に言えば言うまでもないの意味は「口に出す必要がないくらい明らかである」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語学を学び学習ライターを経験したfleurを呼んだ。一緒に「言うまでもない」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/fleur

小学校の頃の趣味は広辞苑を読むこと。日本語学を専攻し、出版社で校正を担当した経験も活かしわかりやすい日本語解説記事を発信する。

「言うまでもない」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「言うまでもない」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「言うまでもない」の意味は?

「言うまでもない」は、辞書的には次のような意味があります。

あれこれ言う必要のないほどわかりきったことである。もちろんである。「漱石が明治の文豪であることは―・いことだ」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「言うまでもない」

わざわざ口に出して説明することなく万人が分かるほど明らかな事実のことを指します。その他にも言いたいことを強調する目的でも使うことができる表現です。

ちなみに「~するまでもない」は敢えてその労力をかける必要がない、という意味のキーワード。たとえば、「見るまでもない」で「見て確認しなくても分かりきっている」という状況を表すことができます。

「言うまでもない」の使い方・例文

「言うまでもない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「言うまでもない」の類義語は?違いは?」を解説!/

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