
「lean back」
日本語の「ふんぞり返る」は英語では「lean back」(後ろにもたれる)です。あるいは「lord it over someone」(王様のようにふるまう)または、「get cocky」(生意気な態度をとる)、もしくは「swagger around」(ふんぞり返って歩き回る)とも言います。
He leand back in a chair.(彼は椅子にふんぞり返った)
She is lording it over the students.(彼女は学生に威張っている)
He swaggers around his home.(彼は家の中をふんぞり返って歩き回る)

椅子にふんぞり返って座っている人の心理は、威張りたいとか、自陣過剰とかいったものが見え隠れするが、もしかして単に礼儀そのものを無視しているだけかもしれない。こういう人は、あいさつもできないだろうし、知ったかぶりをしたり、約束を守らなかったり、時間にルーズだったりするものだ。またデリカシーに欠け、他人への感謝の気持ちも持ちあわせていないような印象がある。本人はよかれと思っていても、こういった態度はあらゆる面でマイナスな結果をまねくだけだな。
「ふんぞり返る」を使いこなそう
この記事では「ふんぞり返る」の意味・使い方・類語などを説明しました。
椅子に座っている姿勢だけでも体の向きや脚の位置などで、その人の今考えていることや、性格がにじみ出てしまうものです。特にビジネスシーンでは上司や取引先から好印象をもたれるようにきちんと座るようにしましょう。そして、相手の話を聞きながら、興味や賛同を覚えた場合は、体を相手に向けたり、のりだすようにしたりすると、一生懸命聞いている姿勢が伝わって相手もうれしくなって話がどんどんはずんでいくものです。
ふんぞり返っていてもいいことはないのだということをしっかり認識しておきましょう。