国語言葉の意味

「まごつく」の意味や使い方は?例文や類語を元国語科教員がわかりやすく解説!

「まごつく」の使い方・例文

「まごつく」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.仕事で訪れた外国の空港で言語がわからず、まごついてしまった。
2.不慣れな中国語の翻訳にまごついてしまう。
3.初めてアクセスしたサイトの機能や勝手がわからなくてまごつく

例文のように、「初めてやること」「不慣れなこと」がスムーズにできずに手間取ってしまったり、迷って進行できなかったりといった場面で使うことができる表現です。先ほど語源のところで紹介した通り、「まごまごする」という表現に置き換えても問題ありません。

「まごつく」の類義語は?違いは?

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次に、「まごつく」に関連する類義語をいくつか紹介していきます。それぞれの言葉との意味や使い方の違いをチェックしてみましょう。

その1「あわてる」

漢字では「慌てる」「周章てる」などと表現します。「何をしてよいかわからず、うろたえさわぐ」「ひどく急ぐ」といった意味で、日常生活でもよく使う表現ではないでしょうか。「動揺してどうしていいかわからなくなる」という点で「まごつく」と共通した意味を持っています。

微妙なニュアンスの違いとしては、「あわてる」には「早くなんとかしたい」という切迫感があるのに対し、「まごつく」はそうした懸命さは薄いという点です。「まごつく」はどちらかと言えば、そうした切迫感よりも、とにかく「不慣れなせいで」動揺しているというニュアンスの方が強いと言われています。

ちなみに「周章てる」という漢字を使った「周章狼狽(しゅうしょうろうばい)」という四字熟語もありますので、こちらも知っておくとよいでしょう。

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