
「scolding」
日本語の「小言」は英語では「scolding」と言います。この単語は「叱責」という意味があるのです。その他「rebuke」(お説教)や「faultfinding」(あらさがし)、「lecture」(説教)とも言います。熟語としては、「give somebody alecture」(小言を言う)や「catch it from」(小言を言われる)などがあるのです。
He gives somebody a lecture about something.(彼は小言を言っている)
You will catch it from your father if you come home so late at night.(夜そんなに遅く帰るとお父さんに小言を言われるよ)

ここまで「小言」の類義語や対義語、英語表現について見てきた。
教育家の新島襄の名言に「人に小言を負われた時に腹を立てるな腹のたった時に小言を言うな」というものがあるので紹介しよう。これはビジネスシーンでは貴重な教訓となるものだ。上司や同僚からの忠告は素直に受け入れ、自分から忠告をする場合は感情にまかせて言うと相手に反発を買うこともあるので、冷静に理論立てて伝えることが大切だという趣旨なのだ。
「小言」を使いこなそう
この記事では「小言」の意味・使い方・類語などを説明しました。
「小言」を言われた場合は、なぜ相手がそのような「小言」を言うのかをよく考えましょう。相手がストレスがあって言うことも考えられます。そのような時は、相手の不満をきちんと受けとめ、改善すべき点は改善するように努力しましょう。あるいは「小言」を言うことが単にその人の癖になっているケースもあります。そのような時は「小言」を減らしてもらうよう上手にお願いしましょう。さらに、言ってる内容には納得できるけれども言い方に問題があってカチンとくるというケースもあります。相手に物の言い方には気をつけてもらうとともに、なぜ、そのような深刻なストレスが生じてしまったのかを自問自答しながらじっくり相手と話し合うようにしましょう。