国語言葉の意味

「夢見心地」の意味や使い方は?例文や類語を字幕制作者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「夢見心地」について解説する。

端的に言えば夢見心地の意味は「夢を見ているような心持ち」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

ドラマやアニメなど、数多くの映像字幕を作成した経験があるNagiを呼んだ。一緒に「夢見心地」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Nagi

映像翻訳スクール出身。翻訳、チェッカー以外にも、CC字幕(クローズドキャプション)の制作多数。言葉を文字で表現する「字幕」の世界に数多く触れてきた経験を活かして、分かりやすく解説する。

「夢見心地」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

夢見心地」は「ゆめみごこち」と読みます。聞いただけで何だか幸せなイメージが浮かんできますね。実際はどんな意味合いがあるのでしょうか。

それでは早速「夢見心地」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「夢見心地」の意味は?

まず、国語辞典に記載されている意味を見てみましょう。「夢見心地」には、次のような意味があります。

「夢心地」に同じ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「夢見心地」

————–

夢のようなうっとりとした気持ち。ぼんやりとした心持ち。夢見心地。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「夢心地」

「夢見心地」は「まるで夢を見ているような、うっとりとした気持ちになっているさま」を表す言葉です。「夢心地(ゆめごこち)」という言葉も聞いたことがあるでしょう。上記の記載にもあるように、「夢見心地」と「夢心地」は同じ言葉として扱えます。そのため、それぞれを置き換えて用いることも可能です。

「夢見心地」の語源は?

次に「夢見心地」の語源を確認しておきましょう。「心地(ここち)」というのは「外からの刺激に対して起こる心の状態」を意味する言葉。「心持ち・気持ち・気分」と同義です。「夢を見ているような気持ち」=「夢見心地」であることが、漢字からも簡単に読み取れますね。

\次のページで「「夢見心地」の使い方・例文」を解説!/

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