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【慣用句】「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の意味や使い方は?例文や類語を現役文学部生ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」について解説する。

端的に言えば立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花の意味は「どんな姿も美しい」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語学を学び学習ライターを経験したfleurを呼んだ。一緒に「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/fleur

小学校の頃の趣味は広辞苑を読むこと。日本語学を専攻し、出版社で校正を担当した経験も活かしわかりやすい日本語解説記事を発信する。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 76964151

それでは早速「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の意味は?

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」には、次のような意味があります。

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花とは、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえて形容する言葉。

出典:故事ことわざ辞典「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」

「たてばしゃくやく すわればぼたん あるくすがたはゆりのはな」と読みます。

女性を美しい3種類の花にたとえて「どんな姿も美しい」と称賛する表現です。立ち姿、座った姿、歩く姿とそれぞれ別の美しさだと言っているのがポイントですね。

他にも「立てば芍薬座れば牡丹」のみや「立てば芍薬ととすりゃ牡丹歩く姿は百合の花」という言い方もありますが、意味は同じです。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の語源は?

次に「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の由来を確認しておきましょう。

まずはそれぞれの花の特徴について。芍薬は縦にすらっと茎が伸びるのが特徴です。牡丹は枝が分かれて横に広がっていきます。百合は風に揺られる様子が美しいとされる花です。

こうした特徴と女性の立ち居振る舞いを結び付けて考える説と、花の見方を示しているという説があります。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の使い方・例文

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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