国語言葉の意味

「目を皿のようにする」目はどんな形?意味や使い方・類語などを簡単わかりやすく語学系主婦ライターが解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では「目を皿のようにする」を解説する。
「目を皿のようにする」は「~のように」とあるように比ゆ的表現だ、簡単にいうと「目を見開く」こと。そう薄さじゃない、丸い形の方なんだ。「薄目をしている」表現と勘違いしていないか?「目」を使う慣用句は様々ある、似た意味の言葉などもチェックしていこう。
今回、語学系主婦ライターの小島ヨウを呼んだ、一緒に「目を皿にようにする」を説明していく。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/小島 ヨウ

言葉の使い方、漢字の意味に興味を持ち、辞典で調べまくるアナログ主婦ライター。分かりやすく、読みやすい文章を心がけている。

「目を皿のようにする」の意味、使い方

image by iStockphoto

「目は口ほどにものを言う」ということわざにあるように、「目」には感情が現れ、相手に伝わります。「目を皿のようにする」とはどういうときの感情・表現なのか、詳しくみていきましょう。

「目を皿のようにする」の意味

「目を皿のようにする」は「目を皿にする」とも表します。まず辞書で意味を調べてみましょう。

驚いたり、物を探したりするときに、目を大きく見開く。目を皿のようにする。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「目(め)を皿(さら)にする」

「目を皿のようにする」とは「皿」のように丸く目を見開くこと。それは驚いた時、また物を探す場合が主ですね。ほか、観察したり、細かいものを見分けたりする時なども良く見ようとして目を大きく開けて、じっと見つめます。丸い瞳と大きく開いた目の丸い形を、丸い皿にたとえたのは自然かもしれません。

「皿」とは平らで浅く主に丸い器

「皿」は平らで浅い食器の総称です。語源はいくつかあり定かでないようですが、共通しているのはいずれも浅い器という点。日本で古くは「盤(ばん)」の字が使われていました。これが中世から「皿」の表記が優勢になり、江戸時代には定着、現在に至ります。日本では一品一品を別の皿に盛る風習が強いので皿の種類が多いようです。

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