国語言葉の意味

「濡れ鼠」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師がわかりやすく解説!

1.台風で風が強く傘をさすことができずびしょ濡れになって帰った。

2.夏の暑い日にランニングをしていたら、汗でびしょ濡れになった。

「濡れ鼠」の対義語は?

「濡れ鼠」の対義語にはどのような言葉が考えられるのでしょうか。関連する言葉を一緒に確認しましょう。

「乾く」

「濡れ鼠」の対義語には「乾く」が考えられるでしょう。「乾く」とは「1.物に含まれている水分や湿気がなくなるさま 2.感情や生気が感じられなくなること・うるおいに欠けているさま」の意。とても馴染みのある日本語ですね。使い方を例文から学びましょう。例文1は「とても天気が良く洗濯物が乾きやすい状況」を説明しています。「乾く」の「1.物に含まれている水分や湿気がなくなるさま」を示していますね。例文2は「上司は冷淡な心の人であること」を言い表しています。「乾く」の「2.感情が感じられなくなること」を表していますよ。2つの意味を正しく使えるようになりたいですね。

1.今日はとても天気が良いため洗濯物がよく乾く

2.上司は乾いた心の持ち主だ。

「濡れ鼠」の英訳は?

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「濡れ鼠」は英語でどのように翻訳するのでしょうか。キーワードとなる英単語をチェックしましょう。

「soaked」

「濡れ鼠」は「soaked」を使って英訳できるでしょう。「soaked」は形容詞で「ずぶぬれの・びしょびしょで」の意。「soak」という動詞もあり「浸す・つかる・~をずぶぬれにする」という意味を持っています。使い方を例文から学びましょう。例文1は「にわか雨で全身びしょ濡れになってしまった場面」を示しています。「be 動詞+soaked」で「濡れ鼠になった」を言い表していますね。

また、「にわか雨」は英語で「the sudden shower」と表現することができます。一緒に覚えておきたいですね。例文2は「嵐に遭い、びしょ濡れになった様子」を表しています。「get soaked to the skin」というイディオムを使って「濡れ鼠」になったことを示していますよ。「soaked」の使い方をマスターして下さいね。

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