「内兜を見透かす」
兜とは鎧兜の「兜」。戦国武将が戦の時に頭部を守るためにかぶった武具です。
兜をかぶるのはその内側にある頭部が人間の弱点だから。弱点は守らなければなりませんね。「内兜を見透かす」とは「人間の弱点を見透かす」という意味です。「相手の弱点をつかむ」という意味では「足元を見る」と同じ意味合いですね。しかし「足元を見る」はその弱みを利用して、高い料金を請求するという経済的な行動を伴いますが、「内兜を見透かす」にはそのような意味合いはありません。
「足元を見る」の対義語は?
「足元を見る」は「相手の弱みにつけこむ」という意味なので、対義語はありませんが、強いて挙げるなら「公平」です。
「公平」
「公平」とは「全てが同じで、偏った扱いをしないこと」
兄弟喧嘩をすると「小さい弟や妹はひいきされてる」と思い「もっと公平にして!」と言ったことがある人も多いでしょう。「足元を見る」という行為は旅人の疲れ具合によって運賃を決めたということで、これは運賃に偏りがありますね。
なので、強いて挙げれば「足元を見る」の対義語は「公平」になるのです。
英文1. By the reason of not having been able to import materials, the company raised it for our company.In our company, it was taken unfair advantage of weakness.
材料を輸入することができなくなったことを理由に、その会社は我が社に対して値上げを行った。足元を見られたのだ。
英文2. The old man was alone.As it was so, the exterminator demanded a high rate taking advantage of his weakness.
その高齢者は独りで住んでいた。そうであるので、その害虫駆除業者は足元を見て高い料金を請求した。
英文1は直訳すると「材料が輸入できなくなったことを理由に、その会社は我が社に対して値上げを行った。我が社は弱みを不当に利用されたのだ」。「take unfair advantage of」は「不当に利用する」という意味なので、「it was taken unfair advantage of weakness」は「弱みを不当に利用された」。つまり、「足元を見られた」という意味になります。
英文2は 「taking advantage of his weakness」が「足元を見る」という意味。この英文は直訳すると 「その高齢者は独りで住んでいた。そうであるので、その害虫駆除業者は彼の弱みに付け込んで、高い料金を請求した」となります。「taking advantage of his weakness」は直訳すると「弱みを利用して」。この業者は独居老人に高額請求を吹っ掛ける悪徳業者ということですね。
「足元を見る」を使いこなそう
この記事では「足元を見る」の意味・使い方・類語などを説明しました。
「足元を見る」は「相手の弱みにつけこむ」という意味で、「その弱みに乗じて高い利益を得る」場合が多く、類義語は「内兜を見透かす」、英語では「take unfair advantage of」と表現されること等がわかりましたね。
日常生活において、トラブルが発生した時に「足元を見られる」ことが多いもの。トラブルが発生しないように心掛けることは大切です。しかし事が起こった時に備えて対処の仕方を考えておくことも重要ですね。