この記事では「電光石火」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「quick as lightning」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「電光石火」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどを経験し、三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

「電光石火」の意味と使い方は?

それでは、「電光石火」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「電光石火」の意味

「電光石火」には、次のような意味があります。

1.稲妻や火打ち石が発する閃光(せんこう)。きわめて短い時間のたとえ。
2 .動作が、きわめて速いこと。すばやいこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「電光石火」

「電光石火」の使い方・例文

次に「電光石火」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.彼は電光石火の早業で仕事を片付けてしまった。
2.先輩のタイピングの速さといったらまさに電光石火といったところだ。
3.相手の隙を見つけて電光石火のごとく攻め込んだ。

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「電光石火」の英語での表現は?

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日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「電光石火」の英語表現1

(as) quick as lightning」は「非常に素早く」という意味のフレーズです。「lightning」は「稲妻」のことですね。この言葉を使った別の表現、「with (またはat) lightning speed」も同じ意味で使えます。

1.He moved towards the door as quick as lightning.
電光石火の速さで彼はドアの方へと動いた。

2.As quick as lightning, I snatched the letter from her hand.
電光石火の勢いで、私は手紙を彼女の手からひったくった。

3.They cleared up and left at lightning speed.
かれらは電光石火の早さで片付け立ち去った。

「電光石火」の英語表現2

似たような表現ですが、「(as) quick as a flash」や「in a flash」も同じような意味で使えますよ。「flash」はカメラのフラッシュなど、パッと光る閃光です。先ほどの「lightning」は不可算名詞ですが「flash」は加算名詞ですので「a flash」と冠詞をつけましょう。

1.The new product was sold out as quick as a flash.
新製品は電光石火の早さで売り切れになった。

2.The task was easy, and I finished it in a flash.
その仕事は簡単なもので、私は電光石火で終わらせた。

3.He was able to load the car in a flash.
彼は電光石火の早さで車に荷物を積み込む事ができた。

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「電光石火」と似たような英語表現・フレーズは?

「光」は英語でも日本語でもはやいもの、非常に短い時間を表すのによく使われるようですね。さて、最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

似た表現その1「瞬く間に」

とても短い時間と言うとき、「瞬く間に」「一瞬」などもよく使う表現ですよね。これは英語では「in the blink of an eye」で表現できます。「blink」は瞬きのこと。「in the blinking of an eye」と言う場合もあるようです。ここでも冠詞に注意しましょう。

1.He was gone in the blink of an eye.
彼は瞬く間にいなくなっていた。

2.Everything happened in the blink of an eye.
全ては一瞬の出来事だった。

似た表現その2「あっと言う間に」

before you can say Jack Robinson」というおもしろい表現もあります。意味としては「たちまち」「急に」などですが、表現としては「あっと言う前に」が最も近いでしょう。いくつかバリエーションがあり、「sooner than you can say Jack Robinson」「before you can say knife」などが挙げられます。

1.She will be able to fix it before you can say Jack Robinson.
彼女はあっと言う間に直す事ができるだろう。

2.I can eat all this before you can say Jack Robinson.
私はあっという間にこれを全部たいらげられるよ。

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「電光石火」を英語で言ってみよう

この記事では「電光石火」の意味・使い方・英訳を説明しました。もちろん、「quickly」や「at once」などでも同じような意味を表現できますが、今回は言葉の表現として近いものをピックアップしています。この記事でも紹介したように、ほぼ同じ表現でいくつもバリエーションがあるものもありますので、気になった人は調べてみてくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「電光石火」の英語表現は?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「電光石火」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「quick as lightning」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「電光石火」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどを経験し、三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

「電光石火」の意味と使い方は?

それでは、「電光石火」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「電光石火」の意味

「電光石火」には、次のような意味があります。

1.稲妻や火打ち石が発する閃光(せんこう)。きわめて短い時間のたとえ。
2 .動作が、きわめて速いこと。すばやいこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「電光石火」

「電光石火」の使い方・例文

次に「電光石火」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.彼は電光石火の早業で仕事を片付けてしまった。
2.先輩のタイピングの速さといったらまさに電光石火といったところだ。
3.相手の隙を見つけて電光石火のごとく攻め込んだ。

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