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【慣用句】「論より証拠」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「論より証拠」について解説する。

端的に言えば論より証拠の意味は「証拠で示すことが重要である」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は広告会社で経験を積み、文章の基本と言葉の使い方を知るライターのHataを呼んだ。一緒に「論より証拠」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Hata

以前は広告会社に勤務しており、多くの企業の広告作成経験を持つ。相手に合わせた伝え方や言葉の使い方も学び、文章の作成や校正が得意。現在はその経験をいかし、ライターとして活動中。

「論より証拠」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 35287465

それでは早速「論より証拠(ろんよりしょうこ)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「論より証拠」の意味は?

「論より証拠」には、次のような意味があります。

あれこれ論じるよりも証拠を示すことで物事は明らかになるということ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「論より証拠」

「論より証拠」とは、議論するよりも証拠を出すことがはっきりすること。物事の良し悪しや何かを説明するときは、いくら上手に話すよりも実際に証拠を出すのが手っ取り早い、という意味を指して使われます。現在でも日常会話、ビジネス問わずによく使われることわざです。

また、言い訳に対してだけ使うのではなく、具体的な説得性を持たせるには証拠を見せるのが早いという意味でも使われます。

「論より証拠」の語源は?

次に「論より証拠」の語源を確認しておきましょう。「論より証拠」は、江戸時代中期に広がった江戸いろはかるたに由来します。

江戸時代中期に大衆に広がったいろはかるた。いろは四十七文字に「京」の字を加え、全四十八文字を頭にしてことわざの内容を記したものです。このいろはかるたは、江戸・京都・大阪の3種類でそれぞれ発展していき、その江戸いろはかるたの「ろ」から始まることわざが「論より証拠」でした。

この札では、お家騒動の芝居のなか、相手が言い訳もできないような証拠をつきつける決め台詞として描かれたのが「論より証拠」。抽象的で曖昧な議論は面倒くさい、というニュアンスを持っています。

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